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女子W杯に登録されている選手の長身ランキング発表…1位はあの選手

2015.06.11

女子W杯で最も身長が高い選手は? [写真]=Getty Images

 悲願の連覇を目指し、ついに女子ワールドカップ2015の初戦スイス戦を迎えたなでしこジャパン。試合は宮間あやがPKを成功させ、1-0で日本が勝利した。

 初戦の難しさに手を焼きつつも、ノルマである勝ち点3ものにした日本代表。

 この試合で澤穂希が日本代表通算200試合出場、宮間あやが150試合出場という偉大な記録を達成しており、2人のレジェンドを祝福するためにも勝利という結果が絶対条件だったはず。

 勝ち点3を獲得したなでしこジャパンは12日、第2戦のカメルーン戦を迎える。

 さて、そんなスイス戦でスターティングイレブンに名を連ねたのは4年前の大会を戦ったメンバーが中心だったのだが、ピッチ最後方で存在感あるプレーを見せたのがGK山根恵里奈だった。

 日本サッカー協会が主催するゴールキーパーの育成プロジェクト「スーパー少女プロジェクト」の1期生であり、JFAアカデミー福島の1期生でもある山根。現在はジェフユナイテッド市原・千葉レディースに所属している。

最大の特徴は187cmというその身長であり、ハイボールの処理に関しては圧倒的な利点を有している。スイス戦でも安定したキャッチングを見せ、相手選手との1対1の場面でも好セーブを披露した。

世界を経験した海堀あゆみ福元美穂らを抑えて今大会では守護神として期待されている山根だが、187cmという身長は世界的に見てもかなり高い方である。

 では、今大会に登録されている選手の中で山根の身長は一体どれほどの順位にいるのだろうか? 実際に調べてみることにした。

 今回データを参照したのは、FIFAが発表している選手リストの一覧である。これは出場24カ国が提出した最終登録メンバーをFIFAがまとめたもので、このファイルには登録全552選手の氏名や背番号、所属チーム名が記載されており、身長や体重、代表でのキャップ数などが記されている。

 このデータの中から180cm以上ある選手を抽出し、身長が高い順に並べランキングを作ってみた。

■女子W杯2015 登録選手 高身長ランキング

1位 187cm 山根恵里奈(日本/GK)
1位 187cm ウンディ・ルナール(フランス/DF)
3位 185cm チャン・ユエ(中国/GK)
3位 185cm ラヘル・キウィック(スイス/DF)
5位 183cm チンツィア・ツェンダー(スイス/MF)
6位 182cm チャオ・リーナー(中国/GK)
6位 182cm シンシア・ジョオル(コートジボワール/GK)
6位 182cm カレン・バーズリー(イングランド/GK)
6位 182cm パク・ユンソン(韓国/FW)
6位 182cm アヌーク・デッカー(オランダ/MF)

 調べてみると全552選手中、180cm以上の選手はわずか19人であった。そして、山根の187cmはやはり最長という結果。しかし、フランス代表のDFウンディ・ルナールも同じ187cmであり、この2人が最長タイということになる。

 上位19選手の中でGKは山根を含めて10人。やはり大型のGKは世界的に重宝されていると言えそうだ。

 4年ほど前から、日本の「秘密兵器」と期待されてきた山根。世界最高クラスの高さを武器に、この大会でさらなる成長を見せてほしい。

 ちなみに最も身長が低かったのはコートジボワールで10番を着けるFWアンジェ・ヌゲッサンの140cmだった。

(記事提供:Qoly)

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