C大阪復帰1年目の香川は主力として活躍を続けた [写真]=兼子愼一郎
セレッソ大阪は30日、同クラブに所属しているMF香川真司と2024シーズンの契約を更新したことを発表した。
香川は1989年3月17日生まれの現在34歳。高校卒業を待たずして2006年にC大阪へ入団した。加入2年目から定位置を掴むと、2009シーズンのJ2リーグでは27ゴールを挙げて得点王に輝き、C大阪の4シーズンぶりとなるJ1リーグ復帰に貢献。翌シーズンのJリーグでも序盤戦のみの在籍ながら、J1リーグ11試合の出場で7得点を記録した。
2010年夏には初の海外挑戦を果たし、ドルトムントに完全移籍加入。ドルトムントでは加入初年度から主力に君臨し、ブンデスリーガ2連覇の原動力となった。2012年夏にはマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。当時のプレミアリーグでアジア人選手初のハットトリックを達成するなど、2012-13シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献した。だが、同シーズン限りで当時のアレックス・ファーガソン監督が勇退すると、翌シーズンは負傷の影響もあって出場機会が減少。2年間在籍したマンチェスター・ユナイテッドを離れ、2014年夏に完全移籍でドルトムントへ復帰した。
ドルトムント復帰後は主力として活躍する期間が長かったが、2018-19シーズンには当時のリュシアン・ファーヴル監督の構想から外れ、同シーズン後半はベシクタシュに期限付き移籍。その後はレアル・サラゴサ、PAOKテッサロニキ、シント・トロイデンと渡り歩き、2023年2月にC大阪への復帰が決定。およそ12年半ぶりにJリーグへ帰還した。
かつて自身も背負ったC大阪伝統の背番号「8」を託されて迎えた2023シーズンは、明治安田生命J1リーグ全34試合の出場で2得点を記録。コンディション面の影響もあって開幕から3試合は途中出場が続いたが、第4節サガン鳥栖戦以降は全試合でスターティングメンバーに名を連ねた。中盤で幅広い役割を任され、シーズン終盤にはアンカーポジションもこなすなど、中心選手として1シーズンを駆け抜けた。C大阪は最終的に9位でシーズンを終えたが、個人としては2023Jリーグ優秀選手賞を受賞。なお、JリーグYBCルヴァンカップでは4試合、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会では1試合のピッチに立った。
また、日本代表としても長きに渡って活躍。2008年に“飛び級”でU-23日本代表に招集され、北京オリンピックを戦っただけでなく、同大会の約3カ月前には当時の岡田武史監督の下でA代表デビューも飾る。FIFAワールドカップ南アフリカ2010以降は日本代表の“顔”となり、長らく背番号「10」を着用した。FIFAワールドカップとAFCアジアカップはともに2大会連続で出場。AFCアジアカップカタール2011では中心選手として優勝に貢献した。これまでに国際Aマッチ通算で97試合出場31ゴールを記録している。
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By サッカーキング編集部
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