FOLLOW US

横浜FM、1カ月ぶりの勝利ならず…FC東京が塚川孝輝の2発で2点差追いつく

2022.09.03

FC東京と横浜FMが対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第28節が3日に行われ、FC東京横浜F・マリノスが対戦した。

 8月に行われた公式戦4戦全敗でJリーグYBCルヴァンカップとAFCチャンピオンズリーグから敗退し、リーグ戦では1試合消化の多い川崎フロンターレに暫定首位の座を明け渡した横浜FM。約1カ月ぶりの勝利を目指し、前節柏レイソルとの派手な打ち合いを制したFC東京のホームに乗り込んだ。


 FC東京は9分、紺野和也がカットインから左足一閃。ゴール左上を狙ったシュートはクロスバーを叩いて得点とはならない。

 12分、エウベルのスルーパスに抜け出した仲川輝人が長友佑都と交錯し、横浜FMがPKを獲得。しかし、VARによるレビューの結果、倒されたのはボックスの外だったとしてフリーキックに判定が変わる。キッカーのレオ・セアラはゴールを直接狙ったが、枠に飛ばすことはできない。

 横浜FMは40分に待望の先制点を獲得する。右コーナーキックのキッカーを務めた永戸勝也がインスイングのクロスを送ると、ボールはニアの密集を抜けてゴール手前へ。飛び込んだ岩田智輝が体を投げ出して合わせ、ネットを揺らした。

 45分、横浜FMがリードを広げる。左サイドに流れた西村拓真がグラウンダーで折り返し、ゴール前に詰めた仲川が押し込んだ。横浜FMは2点リードで折り返す。

 ビハインドで折り返したFC東京は53分に1点を返す。フリーキックのこぼれ球を拾った塚川孝輝がペナルティエリア右で左足を振り抜き、ゴール右下に突き刺した。塚川はJ1初ゴールとなった。

 FC東京は63分に試合を振り出しに戻す。右コーナーキックから松木玖生がインスイングのボールを送り、塚川が頭で合わせて押し込んだ。

 ともに勝ち越しの1点を目指す中、横浜FMは試合終了間際に決定機。アンデルソン・ロペスがマルコス・ジュニオールのアーリークロスに合わせたが、シュートはクロスバーに嫌われた。試合は2-2の痛み分けに終わった。FC東京は次節、10日に敵地でガンバ大阪と対戦する。横浜FMの次戦は7日に行われ、J1第25節延期分で湘南ベルマーレをホームに迎える。

【スコア】
FC東京 2-2 横浜F・マリノス

【得点者】
0-1 40分 岩田智輝(横浜FM)
0-2 45分 仲川輝人(横浜FM)
1-2 53分 塚川孝輝(FC東京
2-2 63分 塚川孝輝(FC東京

【スターティングメンバー】
FC東京(4-3-3)
ヤクブ・スウォビィク;長友佑都、木本恭生、森重真人、中村帆高(HT バングーナガンデ佳史扶);安部柊斗(57分 松木玖生)、東慶悟、塚川孝輝(73分 木村誠二);紺野和也(57分 アダイウトン)、ディエゴ・オリヴェイラ(57分 ルイス・フェリッピ)、渡邊凌磨

横浜FM(4-1-2-3)
高丘陽平;小池龍太、岩田智輝、エドゥアルド、永戸勝也;喜田拓也、藤田譲瑠チマ(85分 渡辺皓太);西村拓真、仲川輝人(61分 マルコス・ジュニオール)、レオ・セアラ(69分 アンデルソン・ロペス)、エウベル(69分 水沼宏太)


By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO