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清水、3連勝ならず…武藤雄樹の3戦連発で柏が土壇場ドロー

2022.08.20

清水と柏が対戦した [写真]=Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第26節が20日に行われ、清水エスパルス柏レイソルが対戦した。

 今季初の連勝で勢いに乗る清水が、前節で4連勝が止まった柏をホームに迎えての一戦。8分、ホームの清水が先制する。山原怜音が左コーナーキックからインスイングのボールを送り、ニアのチアゴ・サンタナが頭ですらして流し込んだ。


 追いかける展開となった柏は14分、大南拓磨がドッジとのワンツーでペナルティエリア手前に侵入。右足を振り抜き鋭いミドルシュートを放ったが、ゴール左下を狙ったシュートはわずかに枠を外れた。

 清水は前半アディショナルタイムに決定機。右CKをショートコーナーで始め、乾貴士がアウトスイングのクロスを供給。ゴール前の片山瑛一が頭で合わせたが、惜しくも枠の左に外れた。前半は清水の1点リードで折り返す。

 後半に入って攻勢を強める柏は48分、マテウス・サヴィオが左CKから柔らかい浮き球を経キュう。ペナルティアーク内のドッジが右足でダイレクトボレーシュートを放ったが、相手GK権田修一に阻まれた。さらに59分、ペナルティエリアの手前でルーズボールを拾った椎橋慧也が強烈なミドルシュートを放ったものの、これも権田の好セーブに遭う。

 さらに柏は75分、セットプレーで押し込んだ流れから決定機を迎える。ペナルティエリア右で浮き球を収めたドッジが右足一閃。強烈なシュートは枠を捉えていたが、これも権田に防がれる。

 試合はこのまま終わるかに思われたが、柏が土壇場で試合を振り出しに戻す。後半アディショナルタイム4分、左サイドの深い位置で相手をかわした川口尚紀が丁寧に折り返し、武藤雄樹が頭で合わせる。ボールはゴール右下に吸い込まれ、武藤は3試合連続ゴールとなった。

 清水は3連勝を逃し、柏は連敗を免れた。次節は27日に行われ、清水はホームで京都サンガF.C.、柏はホームでFC東京と対戦する。

【スコア】
清水エスパルス 1-1 柏レイソル

【得点者】
1-0 8分 チアゴ・サンタナ(清水)
1-1 90+4分 武藤雄樹(柏)

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