湘南と清水が対戦した [写真]=清原茂樹
明治安田生命J1リーグ第11節が3日に行われ、湘南ベルマーレと清水エスパルスが対戦した。
降格圏内の17位に沈む湘南と、8戦未勝利の16位清水が対戦。試合の均衡が破れたのは32分、アウェイの清水が先制する。自陣でのボール奪取からカウンターに転じ、ピッチ中央で相手を剥がした鈴木唯人が右サイドへと絶妙のスルーパスを通す。抜け出した中山克広はペナルティエリア右で右足を振り抜き、ゴール左下へと流し込んだ。
36分、清水がリードを広げる。右コーナーキックを味方がすらし、チアゴ・サンタナが中央でヘディングシュート。これが相手GK富居大樹に阻まれると、サンタナがこぼれ球を押し込もうとしたが、これも富居に阻まれる。それでも最後は鈴木唯人が押し込んでネットを揺らした。
さらに38分、清水に3点目が生まれる。スルーパスに抜け出した鈴木唯人が右サイドから折り返し、ゴール前の白崎凌兵が合わせて押し込んだ。
3点のビハインドで折り返した湘南は、ハーフタイムに3枚替えを敢行。50分に途中出場の大岩一貴が杉岡大暉のクロスに合わせ、1点を返す。
しかし59分、清水が湘南を突き放す4点目を獲得する。山原怜音の左CKからゴール前で混戦となり、最後は鈴木義宜が押し込んだ。
試合はこのまま終了し、湘南は2連敗を喫した。清水は9試合ぶりの白星で今季2勝目となった。次節は7日に行われ、湘南は敵地でアビスパ福岡、清水はホームで川崎フロンターレと対戦する。
【得点者】
0-1 32分 中山克広(清水)
0-2 36分 鈴木唯人(清水)
0-3 38分 白崎凌兵(清水)
1-3 50分 大岩一貴(湘南)
1-4 59分 鈴木義宜(清水)
By サッカーキング編集部
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