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新潟の連勝をストップ! 相模原・三浦監督、悔しさ滲ませつつも「がっぷり四つでできることに自信を持とう」

2021.04.04

ユーリ(左)は今季初得点 [写真]=J.LEAGUE

 アルビレックス新潟の開幕連勝を止めたのは、昇格組・SC相模原だった。明治安田生命J2リーグ第6節、アウェイサポーターの入場も解禁され、今季最多3,420人が相模原ギオンスタジアムに駆けつけた一戦はドロー決着となった。

 相模原は立ち上がりに先制を許すも、ユーリのPKで同点に追いつき前半を終える。相模原を率いる三浦文丈監督は「良いゲームだけで終わらせない。皆んなで一つになって勝ちにいこう!」と選手たちを送り出すと、後半開始早々に平松宗のゴールで逆転に成功する。しかし、61分にCKから同点弾を浴び、2-2でタイムアップ。「もう少し我慢すれば勝てたのでもったいない(平松)」「逆転できたところまでは良かったが、これを勝ち点3にしないといけない(星広太)」と選手たちは悔しさを口にした。三浦監督も「逆転できたので勝ち切ることができたら一番良かった」とドロー決着を悔やみつつも、「新潟の追い上げムードの中、しっかりと粘り強くやりながら、勝ち点1を取れたという意味ではよくやってくれた」と褒め称えた。


 J2初参戦の相模原はここまで1勝3分け2敗。まだ1勝にとどまっているが、粘り強い戦いぶりで着実に勝ち点を拾っている。勝ち点1を勝ち点3にするための課題として三浦監督は“決定力”を挙げた。「特に前半は決定的なチャンスがあったので、そこを決め切ることで試合を優位に進めることができる。目標の勝ち点50のためには、決めるべきところを決めることが一つのポイントですね」

 一方で開幕から5連勝と勢いに乗る新潟を止めたこともまた事実だ。「琉球と一緒で今J2で一番パワーのあるチーム。そういうチームを相手にがっぷり四つでできることに自信を持とう」と試合後に選手たちへ声をかけた。今季2勝目へ、次節は11日に敵地で栃木SCと対戦する。
 

By サッカーキング編集部

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