柏が最新のPCR検査結果を報告…陽性判定だった1選手を含む全員が陰性に

　柏レイソルは22日、トップチーム選手およびチーム関係者の47名を対象に実施した新型コロナウイルス感染症のPCR検査の結果を報告した。

　柏は19日に実施されたPCR検査（Jリーグ公式検査）の結果、21日にトップチームの選手1名が陽性判定を受けたことを発表していた。Jリーグの定めるガイドラインに基づいて濃厚接触疑い者の特定を行い、選手･スタッフに該当者はいないと判断されたことから、同日の明治安田生命J1リーグ第6節清水エスパルス戦は従来の予定通り開催されていた。

　今回の発表では、21日に実施されたPCR検査の結果、19日実施のJリーグ公式検査で陽性と判定された選手1名を含む全員が陰性判定となったことが伝えられた。当該選手1名は22日にも柏市保健所によるPCR検査を受け、その結果等を踏まえて柏市保健所との協議により「感染はしていない」という見解に至ったという。

　トップチームは23日から通常通りトレーニングを実施する予定だ。当該選手1名については、念のため経過を観察し、引き続き症状などが確認されない場合はチームに合流することとなっている。

　柏はクラブ公式HPにて「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに続け、選手、スタッフ、関係者全員に再度感染症防止策の周知、徹底をはかってまいります」とコメントを残している。