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「魂込めて闘います」…柏、福岡で武者修行中のDF上島拓巳の復帰を発表

2021.01.05

柏が上島拓巳の復帰を発表

 アビスパ福岡に期限付き移籍していたDF上島拓巳が、柏レイソルへ復帰することが決定した。5日、両クラブが発表している。

 現在23歳の上島は柏レイソルの下部組織出身で、中央大在学中の2018年に特別指定選手としてトップチームに登録。2019シーズンから正式に柏へ加入すると、2020シーズンは福岡へレンタル移籍を果たしていた。福岡では不動のセンターバックとしてリーグ戦41試合に出場。主将の前寛之を欠いた時期にはキャプテンマークを巻いてチームを鼓舞し、福岡のJ1昇格に大きく貢献した。


 上島は福岡の公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「この度柏レイソルに復帰することになりました。1年前、自分の力不足と不甲斐なさで自信を失いかけていた僕に、このチームで一緒に戦おうと誘ってくれたこと、そして快くチームに迎え入れてくれたアビスパ福岡に本当に感謝しています。そして期待と不安が入り混じりながらスタートした2020シーズン、アビスパ福岡にはたくさんの困難がありました。結果が出てない時の連戦ほどきついものはありませんでした。ただ自分たちを信じて最後まで諦めなかった結果、クラブ新記録の12連勝を達成し、J1昇格を勝ち取ることが出来ました。素晴らしいチームスタッフ、選手、スポンサー様、そしてファンサポーターのみなさんのおかげで最高のシーズンになったと思います。個人としても選手として1番大切な自信を取り戻す大きなきっかけになりました。たくさん愛のあるいじりをされ、たくさん試合に出て、大きな充実感を感じていた福岡での生活をもっと楽しみたい、このチームでJ1の舞台を戦いたいという気持ちは当然ありました。 しかし個人としての大きな目標を叶え、スケールの大きい選手になるためにはこの心地良すぎる環境から抜け出して、より厳しい環境に飛び込む必要があると思いました。リベンジマッチをしたいと強く思うようになりました。この決断を笑顔で後押ししてくれた川森社長、柳田強化部長、そして長谷部監督には本当に感謝しています。2019年6月16日、ベスト電器スタジアムで城後さんに決められ、パフォーマンスも散々だった自分はそこから試合に出られなくなりました。ベスト電器スタジアムは嫌な思い出しかありませんでした。 しかし今はあのスタジアム、あの雰囲気、そしてアビスパ福岡が大好きです。
対戦相手としてですが、成長した姿を見せられるように頑張ります。本当にありがとうございました!!」

 そして、復帰する柏の公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「このたび柏レイソルに復帰することになりました。期限付き移籍をすると決まってから、絶対に活躍して成長して帰ってくると強く思っていました。アビスパ福岡ではJ1昇格を達成でき、個人としても大きな自信をつけてきました。そして再び柏レイソルでプレーすることができるチャンスをいただけて本当に嬉しいです。このチームにタイトルをもたらすことができるように、魂込めて闘います。よろしくお願いします」

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