[写真]=MIZUNO
2021年1月1日、川崎フロンターレが悲願の天皇杯制覇を成し遂げた。この試合で出番は無くとも、チームの象徴としてカップを掲げたのは、これが現役最後の試合となった中村憲剛だ。その彼の足元には、いつもと変わらない、でも少し特別な“相棒”の姿があった。
中村はプロ2年目の2004年から約17年間、ミズノ社製のサッカースパイク『モレリア』を着用し続けた。華奢な身体つきながら、“止める・蹴る”をはじめとしたボール技術の精確さでトッププロまで上り詰めた同選手のキャリアに、モレリアの存在がどれほど重要だったかは想像に難くない。
中村を支え続けたミズノは、この日のためにスペシャルカラーの『MORELIA Ⅱ JAPAN』(モレリアツージャパン)を製作。ともに最高のモレリアを追求し、これまで中村選手と一緒にシューズ開発に携わってきたミズノ社員全員の想いが込もった特別な1足に仕上がったという。
さらに、ミズノからは中村へのメッセージを込めた特別ムービーも公開された。このムービーでは、中村は“Mr.MORELIA”と称され、同選手がモレリアの進化に与えた影響の大きさを垣間見ることができる仕上がりとなっている。
By サッカーキング編集部
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