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横浜FMが2020年の新体制を発表…「『二度とF・マリノスになんて行ってやるものか』と思っていた」と水沼

2020.01.11

連覇を目指す横浜FMが2020シーズンの新体制発表会を行った

 11日、連覇を狙う横浜F・マリノスが横浜市内で2020シーズンの新体制発表会を行った。

 6年ぶりにAFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)に参戦する横浜FMは、9選手の新戦力を獲得。ユースから昇格してすぐに期限付き移籍するブラウン ノア賢信(カマタマーレ讃岐へ期限付き移籍)と松田詠太郎(SC相模原への育成型期限付き移籍)を含む、11選手がファン・サポーターに挨拶した。


 注目を集めたのは、会場にいたファンから「おかえり!」と声援が飛んだ、育成組織出身の水沼宏太だった。「2019年のJリーグチャンピオンの仲間に加えていただき感謝しています。F・マリノスのユニフォームを着れることがうれしいですし、今からドキドキワクワクです。全力でひたむきにプレーしていきたい。チームの目標達成に向けて一緒に戦っていきましょう」と語ったが、古巣には苦い思い出しかない。

 2007年に2種登録でJリーグデビューを飾ったものの、「以前いた時にユースから昇格して何もできなかったので、『二度とF・マリノスになんて行ってやるものか』と思っていた」ほど、トップ昇格を果たしてからの2年半には納得していない。それでも、栃木SC、サガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪と「いろいろなチームに行って評価していただいて、優勝したF・マリノスから声を掛けてもらえてとってもうれしかった」と笑顔を見せた。

 横浜FMは、他にもレノファ山口FCから前貴之、京都サンガF.C.から仙頭啓矢、徳島ヴォルティスから梶川裕嗣と杉本竜士、ツエーゲン金沢から山本義道など、J2ながらも昨季しっかりと結果を残した選手を獲得。さらに「昨シーズンのJリーグチャンピオンに加わることができてうれしい。攻撃的なサッカーで、どれだけ自分の力を引き出せるのか楽しみにしている」と、昨年11月には日本代表にも招集され、昨季は10得点を挙げてチーム得点王に輝いたオナイウ阿道もチームに加わった。

 小倉勉 スポーティングダイレクターは、「現有戦力を継続契約し、アタッキングフットボールの継続と進化をしていく。カップ戦、ACLを戦うために昨年にプラスして、選手とスタッフの量と質を上げていく」と2020シーズンのチーム強化プランを説明。連覇に向けて万全の体制が整った横浜FMは、明日から石垣島キャンプへと旅立つ。

<2020シーズンの背番号>
1 GK パク イルギュ
2 DF 山本義道
5 DF ティーラトン
6 MF 扇原貴宏
7 FW 大津祐樹
8 MF 喜田拓也
9 FW マルコス ジュニオール
11 MF 遠藤渓太
13 DF チアゴ マルチンス ブエノ
15 DF 伊藤槙人
16 DF 高野遼
17 FW エリキ
18 MF 水沼宏太
20 FW 杉本竜士
21 GK 梶川裕嗣
23 FW 仲川輝人
24 DF 前貴之
26 MF 渡辺皓太
27 DF 松原健
29 DF 池田航
30 FW エジガル ジュニオ
31 GK オビ パウエル オビンナ
33 DF 和田拓也
34 GK 中林洋次
41 MF 仙頭啓矢
44 DF 畠中槙之輔
45 FW オナイウ阿道

By サッカーキング編集部

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