来季の浦和レッズ加入が内定した青森山田高校の武田英寿 [写真]=野口岳彦
浦和レッズは、青森山田高校に所属するMF武田英寿の2020シーズンの加入が内定したことを、19日にクラブ公式サイトで発表した。
武田は2001年9月15日生まれの17歳で、ベガルタ仙台ジュニアと青森山田学園の中等部を経て、現在は同学園の高等部に所属している。今年からは伝統の10番を受け継ぎ、キャプテンも務めている。
武田は昨年の第97回全国高校サッカー選手権大会決勝で2年生として唯一スタメンに選ばれ、青森山田の2年ぶり2回目の優勝に貢献した。
同大会の優秀選手を受賞した同選手は、2月16日に行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2019に日本高校選抜として選出され、U-18日本代表としても、3月にドバイで開催された「SportChainCup UAE」のメンバーに召集された。
浦和はクラブ公式サイトで武田の特長を「左足からの多彩なキックを武器に相手を翻弄する。視野の広さと独特のリズムでゲームを支配できる」と紹介し、その期待の高さをにじませた。
また、武田のコメントも同サイト内に掲載され、「浦和レッズは日本で一番の応援があり、すごいファン・サポーターの方たちがいると思います。そのスタジアム、ピッチでプレーできることをうれしく思いますし、チームの勝利に貢献できるようにしたいです。悪いプレーがあればブーイングもあると思いますが、その中でも特長を出し、早くファン・サポーターのみなさんに認められるようにがんばりたいです。応援よろしくお願いします」と、熱狂的なファンを持つ浦和への加入を喜んだ。
By サッカーキング編集部
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