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話題のサッカー放映権料、Jリーグは2100億円の契約…世界の相場は?

2016.07.20

欧州やお隣中国のサッカー放映権料とは? [写真]=Getty Images

 Jリーグは20日、デジタル・スポーツコンテンツ&メディア企業『Perform Group』のスポーツライブストリーミングサービス『DAZN』と放映権契約を締結したことを発表した。

 今回の契約で2017年シーズンから10年間、Jリーグに総額約2100億円の放映権料が支払われることが決まった。高額移籍金での“爆買い”で有名な中国スーパーリーグや、“バブル”が続くイングランド・プレミアリーグなども、新たに2016年からの契約を締結しており、世界でも放映権料が話題となっている。注目が集まる中国と欧州5大リーグの放映権契約をまとめた。


Jリーグ(日本)
新契約:10年間/2017年シーズン〜
放映権料:2100億円
1シーズン換算:約210億円
契約社:『Perform Group』/『DAZN』(J1〜J3全試合)

▼2016年シーズン
現契約:5年間/2012年シーズン〜(最終年)
契約社:『スカパーJSAT株式会社』
(※Jリーグ発表の2016年度予算で放送権料収益は50億5500万円)

中国スーパーリーグ(中国)
契約:5年間/2016年シーズン〜
放映権料:80億元(約1270億円)
1シーズン換算:約254億円
契約社:大手投資ファンド『華人文化産業投資基金(CMC)』

プレミアリーグ(イングランド)
契約:3年間/2016-17シーズン〜
放映権料:51億3600万ポンド(約7222億円)
1シーズン換算:約2407億円
▼契約社
・大手メディア『スカイスポーツ』(41億7600万ポンド=約5872億円/126試合)
・大手メディア『BTスポーツ』(9億6000万ポンド=約1350億円/42試合)

リーガ・エスパニョーラ(スペイン)
契約:3年間/2016-17シーズン〜
放映権料:26億5000万ユーロ(約3310億円)
1シーズン換算:約1103億円
▼契約社
・大手通信事業者『テレフォニカ』/子会社『モビスター』
年間2億5000万ユーロ(約292億円)で毎節希望する1試合
・大手メディア『メディアプロ』
年間6億3300万ユーロ(約738億円)で8試合

ブンデスリーガ(ドイツ)※2部も含む
新契約:4年間/2017-18シーズン〜
放映権料:46億4000万ユーロ(約5445億円)
1シーズン換算:約1361億円
▼契約社
・大手メディア『スカイ・ドイツ』(572試合)
・スポーツ専門放送局『ユーロスポーツ』(45試合)
・公共放送局『ZDF』(6試合)

▼2016-17シーズン
現契約:4年間/2013-14シーズン〜
放映権料:25億1000万ユーロ(約2945億円)
1シーズン換算:約736億円
契約社:『スカイ・ドイツ』

セリエA(イタリア)
契約:3年間/2015-16シーズン〜
放映権料:28億3500万ユーロ(約3327億円)
1シーズン換算:約1109億円
▼契約社
・大手メディア『スカイ・イタリア』(17億1600万ユーロ=約2014億円/全試合)
・大手メディア『メディアセット』(11億1900万ユーロ=約1313億円/248試合)

リーグ・アン(フランス)
契約:4年間/2016-17シーズン〜
放映権料:29億600万ユーロ(約3410億円)
1シーズン換算:約853億円
▼契約社
・大手メディア『カナル・プリュス』(各節3試合)
・大手メディア『beIN Sports』(各節残りの7試合/ただし第19、37、38節は全試合)

By サッカーキング編集部

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