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G大阪、新スタジアムこけら落としを勝利で飾る…第1号弾はオウンゴール

2016.02.14

今野泰幸(右から3人目)のゴールを喜ぶG大阪メンバー [写真]=安田健示

 プレシーズンマッチ「Panasonic Cup」が14日に行われ、ガンバ大阪名古屋グランパスが対戦した。

 今季からG大阪が本拠地として使用する新スタジアム「市立吹田サッカースタジアム」のこけら落としマッチとなった今試合。初戦を勝利で飾りたいG大阪は、キャプテンのMF遠藤保仁、FW宇佐美貴史らが先発。新加入のMFアデミウソンとMF藤本淳吾もスタメン入りし、ユースから昇格した18歳DF初瀬亮が右サイドバックに入った。一方、小倉隆史新監督率いる名古屋は、新キャプテンのMF田口泰士、FW永井謙佑に加え、新加入のFWシモビッチ、古巣対決となったDF安田理大らが先発メンバーに名を連ねた。


 満員の観衆を前にキックオフを迎えた試合は26分に動く。カウンターを仕掛けたG大阪は、アデミウソンが左サイドを突破し、中央へグラウンダーの折り返し。パトリックが中央に走り込んでいたが、ニアサイドで対応した名古屋DFのクリアボールがゴールに吸い込まれた。新スタジアム第1号ゴールはオウンゴールとなった。

 一方、なかなかチャンスを作れない名古屋は29分に最初のシュートを放つ。セカンドボールを拾った永井が、エリア手前左で右足を振り抜くが、シュートはわずかにゴール右に外れた。G大阪は28分、宇佐美がエリア手前から鋭いミドルシュートを放つが、相手GK西村弘司にセーブされた。

 36分、G大阪選手による新スタジアム第1号ゴールが生まれる。右サイドで獲得したFKから、藤本のクロスに中央の今野泰幸が頭で合わせてゴール左隅に決めた。前半はこのままG大阪の2点リードで折り返す。

 後半開始直後、名古屋が反撃に成功する。47分、左サイドの安田のクロスを中央のシモビッチが落とすと、エリア内左の矢田旭がシュート。一度は相手DFにブロックされるが、セカンドボールを矢田が自ら押し込んで、ゴールネットを揺らした。

 1点差とされたG大阪は63分、藤本を下げて阿部浩之を投入。すると66分に再びリードを2点に広げる。左CKで宇佐美からのボールを、DFを振り切った丹羽大輝がヘディングで合わせてゴール右隅に突き刺した。

 直後の67分、名古屋は矢田に代えて川又堅碁を投入。G大阪もアデミウソン倉田秋に代えた。68分にG大阪は左サイドを駆け上がった藤春廣輝からのクロスに、パトリックが頭で合わせるが、飛び出したGKのブロックに阻まれた。

 名古屋は76分、負傷したイ・スンヒに代えて磯村亮太を、77分にはシモビッチを下げて和泉竜司を投入。G大阪も遠藤を井手口陽介に代えた。その後も、6枠ずつ許されている交代枠を立て続けに切る両チーム。88分には名古屋が小川佳純を下げて、昨季までG大阪でプレーしていた明神智和をピッチに送り出した。

 両チームとも最後まで得点を狙うが、試合はこのままタイムアップ。G大阪が3-1で快勝を収め、新スタジアムでの初戦を白星で飾った。

 G大阪は、20日に行われる今季公式戦初戦の「FUJI XEROX SUPER CUP」でサンフレッチェ広島と対戦。約2週間後に迫った2016明治安田生命J1リーグ開幕節では、G大阪が28日に鹿島アントラーズをホームに迎え、名古屋は27日にジュビロ磐田とのアウェーゲームに臨む。

【スコア】
ガンバ大阪 3-1 名古屋グランパス

【得点者】
1-0 26分 オウンゴール(G大阪)
2-0 36分 今野泰幸(G大阪)
2-1 47分 矢田旭(名古屋)
3-1 66分 丹羽大輝(G大阪)

By サッカーキング編集部

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