2016.02.06

磐田が清水とのダービーを制し2連勝…ルーキー小川が値千金の決勝弾

小川航基
静岡ダービーで決勝ゴールを決めた磐田FW小川航基(中央) [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
サッカー総合情報サイト

 2016Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップの鹿児島ラウンド第2戦が6日に行われ、ジュビロ磐田と清水エスパルスが対戦した。

 3日からスタートした鹿児島ラウンド。今ラウンドには地元の鹿児島ユナイテッドFC、清水、磐田、ギラヴァンツ北九州の4クラブが参戦している。今季から3年ぶりに明治安田生命J1リーグを戦う磐田は、第1戦で北九州に1-0の勝利。新加入のFW齊藤和樹が決勝ゴールを挙げる活躍を見せた。一方、クラブ史上初めてJ2でのシーズンを迎える清水は、対外試合初戦となった鹿児島戦で5-1の大勝。エースのFW大前元紀が2ゴール1アシストを記録するなど、上々のシーズンスタートを切った。第2戦では磐田と清水による“静岡ダービー”が実現。プレシーズンとはいえ、両チームにとって負けられない一戦となった。

 磐田は北九州戦から先発メンバーを6名入れ替え、最終ラインにDF森下俊、DF中村太亮が加わり、前線には齊藤が入った。一方、清水は4名を入れ替え、GK西部洋平、DF三浦弦太、MF竹内涼、MF村田和哉がスターティングメンバーに名を連ねた。

 この試合で最初にシュートまで持ち込んだのは磐田。7分、右サイドの高い位置で齊藤がボールを奪うと、アーリークロスを入れる。ゴール前に太田吉彰が飛び込んだが、シュートはGK西部にキャッチされてしまった。

 一方、清水もすぐさま反撃に出る。8分、右サイドの鎌田翔雅が右足でクロスを入れると、ファーサイドの大前がボレーシュート。しかし、ここは枠の左へ外れてしまう。

 磐田は15分、左サイドの深い位置で中村がボールを持つと、後方に落としたボールを受けた上田康太が左足でクロスを入れる。ファーサイドのアダイウトンがヘディングで合わせたが、ボールは枠を捉えきれずにゴールの右へ大きく外れた。

 続く24分、左サイドでFKを獲得すると、中村の左足クロスからニアに飛び込んだ櫻内渚がヘディングシュート。しかし、ここは競り合いの中でファウルがあったとしてゴールにはつながらなかった。

 清水はカウンターからチャンスを作る。35分、ハーフウェイライン付近で鄭大世がボールを奪うと、そのまま左サイドを持ち上がる。一度切り返して右サイドに浮き球のパスを入れると、これをエリア内で受けた大前がワントラップから右足ボレーシュート。しかし、ここは枠の右上に外れてしまい、先制ゴールとはならなかった。

 さらに41分、左サイドでボールを持った大前がエリア内右の鄭大世へロングパス。頭上を越えるボールになったが、足を伸ばしてなんとかトラップすると、中央に持ち込み左足シュート。しかし、ここは枠の左に外れてしまう。シュートに反応した白崎凌兵がコースを変えにいったが、ここはオフサイドの判定となった。前半はこのまま0-0のスコアレスで終了した。

 清水はハーフタイムに西部を下げ、杉山力裕を投入した。後半立ち上がりの47分、磐田が右CKを獲得すると、小林祐希が左足でクロスを供給。ファーサイドでフリーになっていた森下がヘディングシュートを放ったが、GK杉山が好セーブを見せてCKに逃れた。

 55分、清水もチャンスを作る。前線でボールを受けた大前が白崎にボールを落とし、白崎が前線にスルーパスを通す。エリア内右で鄭大世がボールを受け、ワントラップから右足シュートを放ったが、ここは惜しくも枠の左上に外れてしまった。

 ここで清水は選手交代を行う。61分、村田と鎌田が下がり、石毛秀樹と川口尚紀がピッチに入った。続く65分、左CKを獲得すると、大前のクロスボールからニアに飛び込んだ三浦がヘディングシュートを放ったが、ここは枠の上に外れてしまった。

 やや押し込まれる時間が続いた磐田。71分にアダイウトンと宮崎智彦を下げ、山本康裕と川辺駿を投入した。清水は72分、犬飼智也、福村貴幸、鄭大世を下げ、ヤコヴィッチ、本田拓也、河井陽介がピッチに入った。

 83分、清水が右サイドでFKを獲得すると、大前が右足でクロスボールを入れる。これに走りこんだ三浦が頭で合わせたが、ボールは惜しくもゴールの左に外れてしまった。

 両チームともになかなか得点を奪えない時間が続く。86分、磐田は途中出場の荒木大吾が右サイドからカットインして左足シュートを狙ったが、ボールは枠の右下に外れてしまった。続く89分、左サイドでボールを持った中村がエリア左横の荒木へ浮き玉のパス。荒木が胸トラップからターンしてマイナスの折り返しを入れると、途中出場のルーキー小川航基がこれを押し込み、磐田がついに先制ゴールを奪った。

 このまま磐田が1-0で清水との“静岡ダービー”を制し、ニューイヤーカップ2連勝を飾った。鹿児島ラウンドの最終戦は10日に行われ、磐田は鹿児島と、清水は北九州と対戦する。

【スコア】
ジュビロ磐田 1-0 清水エスパルス

【得点者】
1-0 89分 小川航基(ジュビロ磐田)

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