2015.12.16

28歳で海外初挑戦…FC東京DF太田「Jでやってきたことが評価された」

太田宏介
16日にオランダから帰国し、取材対応を行ったFC東京DF太田宏介
サッカー総合情報サイト

 FC東京からオランダ・エールディヴィジのフィテッセへ移籍することが決まったDF太田宏介が、16日にクラブ本社で記者団の取材に応じた。

 28歳で初の海外挑戦となる太田。「最初は6月、7月に(フィテッセから興味があるという)話をもらったんですけど、その時は実際に正式なオファーが来るとも思っていなかったし、実感もなかった。あとは東京にずっといたいという思いもあった。でも(フィテッセ)向こうが熱心に自分のことを追い続けてくれて、僕が思っている以上に評価をしてくれて嬉しかった。それで、11月の終わりくらいから気持ちが動いていった」と徐々に心境の変化があったという。それでも「東京への愛着が強すぎて、最後まで悩みました」と熟考の末に移籍を決断したことを明かした。

 FC東京との契約が残っているため、移籍金が発生する中で4年半という異例の長期契約を勝ち取った。これについては「自分みたいにJリーグでこつこつやってきて、そこを評価してもらえて向こうに行けるというのは、『そういう道もあるんだ』というのを示せたと思う。Jリーグで結果を残すことが全て」と日本で結果を残してきたことが評価されたことを喜んだ。

 太田は前日にメディカルチェックや契約を済ませ、16日にオランダから帰国した。チームについては「向こうに行く前にフィテッセの幹部が日本に来てくれて、実際にJリーグを見に来てくれた。すごく歓迎してくれた」と明かし、2日間滞在したという本拠地アーネムの町については「本当に自然が豊かで、言ったらサッカー以外何もないくらい。でも町並みも綺麗で、サッカーに集中するのに適した環境」と印象を語った。

 初めての海外移籍となり、言葉の壁も存在するが「チームにはイングランド人もいるので、基本的に英語を使っている。クラブからもオランダ語は勉強しなくていいと言われた(苦笑)。英語は清水(エスパルス)時代からちょくちょく勉強していたから問題ない。スピードラーニング全部買いましたし(笑)」と心配がないことを強調した。

 また、海外で不安を感じていることについては「日本と違って土足の文化なので、チームメイトを家に招待した時にみんな靴を脱いでくれるか心配(笑)」と冗談を交えて記者団を笑わせた。サッカーや語学の面ではまったく不安を感じていないようで、どんな環境でも溶けこめることが自身の長所だと述べた。

 これまでも多くの日本人選手が挑戦したオランダ・エールディヴィジ。移籍を前に多くの人からアドバイスをもらったといい、「小野(伸二)さんや都並(敏史)さんたちに話を聞いた」と告白。かつてフェイエノールトで結果を残し、清水エスパルスではチームメイトだったコンサドーレ札幌MF小野伸二からは「(小野からは)清水時代から早く海外へ行けと言われていた。ご飯も一緒に食べさせてもらって、向こうでの話を色々聞かせてもらって、『自分も早く行きたい』っていう気持ちが強まった。“小野伸二”の名は(オランダでも)想像以上にすごい力がある」と助言を受けたという。

 チームを率いるピーター・ボス監督は、現役時代の1996年と1999年にジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)でプレー。また、監督としてはヘラクレス・アルメロでFW平山相太(現FC東京)を、フィテッセではFWハーフナー・マイク(現ADOデン・ハーグ)を指導した経験も持つ。監督については「相太くんもいい監督だって言っていたし、実際に会ってみても、フランクに話せる人で親しみやすかった。結構日本語を結構覚えていたから。チームの戦術やフォーメーションの話をしている時もわりと日本語で話してくれた」と好印象であったと振り返った。ボス監督から求められるプレーについては「今、左サイドバックでプレーしている選手は元々中盤の選手で右利きで、下に戻してしまう場面が多いみたいで。(自分には)タテへの推進力とかセットプレーも含めて期待していると言われた」と語ったが、得意のFKを蹴らせてもらえるかは「どうなんでしょうね?」と言葉を濁した。

 4年間プレーしたFC東京については、「FC東京というクラブが好き」と“チーム愛”を語り、将来的な復帰を示唆。「リーグのタイトルはとることができなかったというのは全てですけど、ただ天皇杯がまだ残っていることが最高のモチベーションになっている。遅いかもしれないですけど、置き土産を残したいです。それが今の一番身近な夢です」と天皇杯でチームに恩返しをしてオランダへ旅立つことが、現在の第一目標だと力強く述べた。

 FC東京は、26日に長崎県立総合運動公園陸上競技場で行われる天皇杯準々決勝でサンフレッチェ広島と対戦する。

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