2015.11.22

鈴木啓太、退団セレモニーで現役引退を発表「浦和の男で終わります」

鈴木啓太
退団セレモニーでサポーターの声援に応える鈴木啓太 [写真]=野口岳彦
サッカー総合情報サイト

 今季限りで浦和レッズを退団することが決まっていた元日本代表MF鈴木啓太が、22日に行われた2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第17節のヴィッセル神戸戦終了後に行われたセレモニーで現役引退を発表した。

 鈴木は2000年に東海大翔洋高から浦和に入団。2001年の神戸戦でJリーグ初出場を果たすと、以降はレギュラーに定着し、2006年のJ1リーグ年間優勝や2007年のAFCチャンピオンズリーグ制覇などに貢献。16年間、浦和一筋でプレーしてきた。また、2006年に日本代表に選出され、国際Aマッチ通算28試合に出場した。

 セレモニーでスピーチを行った鈴木は、「たくさんの方に支えられた16年間、浦和レッズの選手としてプレーできたことを本当に誇りに思っています。ありがとうございました」と述べると、「16年前、このクラブと契約した日のことを忘れることはできません。あの日から、浦和レッズの一員としての人生が始まり、たくさんの素晴らしい選手と一緒にサッカーをすることに恵まれました。僕は上手でありません。自分自身のプレーにいらだつこともありましたが、それでも、チームの為に走り続けてきたことは僕のプライドでした」と浦和でのキャリアを振り返った。

 続けて「ウィーアーレッズの叫び、サポーターの声がいつも、僕の背中を押し、前に進む力になっていました。本当に感謝しています。真っ赤に染まるスタジアムを離れる時が来たのはとても寂しいです。でもこの場所でリーグチャンピオンになり、アジアの頂点に立ち、人生で最も情熱にあふれた時間をみんなと過ごすことができ、最高に幸せでした」とサポーターへの感謝を述べた。

 そして、「ここで皆さんに報告があります」と切り出すと、「私、鈴木啓太は今シーズンを持って引退することを決断しました。どうしても自分の言葉でファン、仲間、スタッフ、愛する人達に伝えたくて、この場所で発表することにしました。」と現役引退を発表。

「サッカー少年がプロサッカー選手として成功することを夢見て静岡から出てきましたが、いつからか『お前は浦和レッズの男だ』、『俺達の鈴木啓太だ』と認めてもらえたことが本当に嬉しかったです。誇らしかったです」

「僕の心のなかには浦和以上に愛せるチームはありません。だから僕はプロサッカー選手として、浦和の男で始まり、浦和の男で終わります。16年間、本当に大きな声援、大きな愛情をありがとうございました」と引退を決意した理由を明かし、改めてサポーターに感謝を伝えた。

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