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【J1第22節予想スタメン G大阪vs新潟】勝敗のカギはサイドの攻防にあり…日本代表初選出の新潟DF松原健に注目

2014.08.29

日本代表メンバーに初選出された松原 [写真]=Getty Images

ガンバ大阪 阿部の復帰はプラス材料、上位追走に向けて負けられない一戦

 リーグ戦再開後の5試合で5連勝を飾りながら、ここ2試合は名古屋、甲府という下位相手に1分1敗。勢いが失われつつあるG大阪にとって、新潟戦は上位を狙う上でも絶対に負けられない一戦だ。


 アギーレ新体制の日本代表からは漏れたものの、「結果を出し続けるだけ」と宇佐美貴史のモチベーションは高いまま。天皇杯3回戦と甲府戦では強烈なミドルシュートを叩き込んでおり、好調を保っている。やや足下の荒さのあるパトリックも甲府戦では周囲を生かすポスト役としても機能しており、攻撃の幅は広がりつつある。チームにとっての最大の朗報は甲府戦を負傷で欠場した阿部浩之の復帰だろう。攻守においてハードワークする阿部はG大阪に欠かせない影のキーマンで、得点意識も非常に高い。パトリックのタメを享受して、積極的に攻めに絡んでくるはずだ。

 5連勝中は常に先制点を奪ってきたチームだが、ここ2試合はいずれも先に失点を許して追う展開が続いている。計算の立つ攻撃のカードが二川孝広ぐらいという点が懸念材料か。

 前節は中断明け最多となる3失点を喫したものの、いずれもミドルシュートを決められたもので守備組織は崩されていない。ただ、右足を打撲している西野貴治の状態は万全でなく、今節も強行出場が濃厚。出足の良い潰しが堅守を支えてきただけに、西野のパフォーマンスの善し悪しは勝敗を左右しかねない。

 堅守を誇る新潟を我慢強くこじ開けられるか。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-4-2
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
西野貴治
岩下敬輔
藤春廣輝
MF
阿部浩之
今野泰幸
遠藤保仁
倉田秋
FW
パトリック
宇佐美貴史

アルビレックス新潟 主軸の2選手が出場停止、代役の若手に期待

 リーグ戦、天皇杯のホーム3連戦では地の利を生かせず。天皇杯は長崎に逆転負け、第21節は最下位に沈む徳島に競り負け、公式戦連敗中。この苦しい状況に輪を掛けるのが、ボランチのレオ・シルバ、CBの大井健太郎というチームの要が出場停止となることだ。

 今週のトレーニングではレギュラー組のボランチに小泉慶、CBにソン・ジュフンが入った。ともにプロ1年目。経験の少ない彼らを、どう周りの選手が盛り立てられるか。

 リーグ戦再開後の完封はわずか1試合と、新潟のサッカーの前提である守備が揺らぎかけている中で、サイドから崩されての失点が多いのも気掛かりだ。右の松原健、左の大野和成というサイドバックはここ数試合、つなぎのミスも散見され、チームに推進力を与えられないでいる。勝ち点3獲得のためには彼らの奮起が欠かせない。

 苦しいチーム状況ではあるが、徳島戦で左ひざを捻って負傷交代した成岡翔が軽傷だったのは好材料。今週のトレーニングでの動きも問題はなかった。FW、サイドハーフ、ボランチとポジションに応じたプレーでチームに落ち着きを与え、先発でも途中出場でも柔軟に対応できるベテランの存在は頼もしい限りだ。

 徳島戦は、途中から3-4-3にシフト。途中出場の長身FW指宿洋史がセンターに入り、トレーニングでもやったことのないシステムがある程度機能したことは可能性を感じさせる。難しい試合になるのは間違いないが、総力戦で乗りきりたい。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
守田達弥
DF
松原健
舞行龍ジェームズ
ソン・ジュフン
大野和成
MF
山本康裕
小泉慶
小林裕紀
田中亜土夢
FW
指宿洋史
岡本英也

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