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C大阪、今季就任のランコ・ポポヴィッチ監督との契約解除を発表

2014.06.09

今季からC大阪の指揮を執るポポヴィッチ監督の退任が決まった [写真]=Getty Images

 セレッソ大阪は8日、ランコ・ポポヴィッチ監督、ヘッドコーチを務めるヴラディッツァ・グルイッチ氏との契約を9日付けで解除すると発表した。後任は発表されていない。

 FW柿谷曜一朗やMF山口蛍、FWディエゴ・フォルランとブラジル・ワールドカップの代表メンバーを3選手抱えるC大阪は今季、J1で13試合を消化し、4勝4分け5敗の勝ち点16で暫定13位に低迷。AFCチャンピオンズリーグでは、グループステージ突破を果たしたものの、決勝トーナメント1回戦で中国の広州恒大に敗れ、ベスト8進出はならなかった。


 契約解除にあたり、ポポヴィッチ氏は以下のようにコメントしている。

「短い期間でしたが、セレッソ大阪の一員として仕事ができたことを非常に光栄に思い、今まで信頼しあって仕事ができたことに感謝しています。私は今までクラブ、選手のために仕事をしてきました。自分の全力を出してやってきましたが、残念な結果になってしまいました。トレーニングに十分な時間があったときは(リーグ戦で)2位にもなりましたが、そこから日程的につまって十分なトレーニングができなくなり、順位が落ちてしまいました。選手の人数が少ないこともあり、ケガがないことを考え、まずはコンディションを整えることをやってきました。幸せだったのが筋肉系のケガが1つもなかったことです」

「そして、サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかないです。本当に最後まで力強く支えていただき、ありがとうございました。スポンサーの皆さん、クラブの社長をはじめ全てのスタッフの皆さんにも感謝しています」

「また、私はこれまで選手の持っている能力を全て引き出すことを考えてやってきましたが、選手たちの能力、そして人間性は素晴らしかったです。厳しいことも多々言ってはきましたが、選手たちも理解してくれていたと思います。選手の皆さん全員のこれからの活躍を祈っています」

 ポポヴィッチ氏は、1967年生まれの46歳。2009年に大分トリニータで監督を務めた他、2011年にはFC町田ゼルビアを指揮した。2012年からはFC東京を率いて、今季からC大阪の監督を務めていた。

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