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横浜FMが開幕2試合連続完封…齋藤学の決勝弾で清水に勝利

2014.03.08

決勝点を決めた齋藤学(中央)と祝福する藤本淳吾(右)、伊藤翔(左) [写真]=Getty Images

 J1第2節が8日に行われ、清水エスパルス横浜F・マリノスが対戦した。

 アウェーでの名古屋グランパスとの開幕戦を3-2で競り勝った清水と、ホームで大宮アルディージャを2-0で下した横浜FM。ともに開幕白星スタートとなった両チームの対戦となった。


 開始直後から横浜FMが優勢に進める。清水も11分に左クロスをファーサイドで受けた大前元紀が角度のないところからシュートするが、GK榎本哲也が防ぐ。13分、横浜FMは齋藤学が左サイドをドリブルで突破。そのままペナルティエリア内でGKとの1対1となり、冷静にシュートを流し込み、先制する。

 横浜FMは23分、ゴール正面やや左でFKを得ると、中村俊輔がボールをまたいで藤本淳吾が直接ゴール右を狙うが、枠の外へ外れた。横浜FMは齋藤や藤本を中心に優勢に進める。

 後半に入っても横浜FMペースが続くと、57分に清水は高木俊幸吉田豊に代えて村田和哉河井陽介を投入する。清水は攻撃に転じるが、77分に杉山浩太が2枚目の警告を受けて退場となり、数的不利となる。86分に横浜FMは右CKの流れから、藤本が上げた左クロスに富澤清太郎がヘディングで合わせたが、GKがセーブした。

 清水はアディショナルタイム、カルフィン・ヨン・ア・ピンのロングスローからゴール前までボールが流れると大前がボレーシュートを放ったが、GK榎本ががっちりとキャッチ。さらには95分、村田の右マイナスクロスに大前が走りこんで、ダイレクトシュートを放つもわずかにゴール外からサイドネットを揺らし、試合終了。横浜FMが1-0で勝利し、開幕2連勝を飾った。

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