2015.12.28

前半戦を振り返る長友、インテル残留の“険しい道”を「正解にしてやりたかった」

長友佑都
一時帰国中の長友が自主トレを実施。練習後にインテルでの前半戦を振り返った
サッカー総合情報サイト

 28日、一時帰国中の日本代表DF長友佑都が神奈川県内で自主トレーニングを実施した。

 今シーズンの序盤戦、長友は「これだけベンチに座る時期が続いたのは初めての経験だった」と所属するインテルで定位置確保に苦しんだ。第2節のカルピ戦で途中出場した後は6試合連続で出番がなく、この夏は移籍の噂も絶えなかった。

「移籍市場ですごく騒がれて、僕自身も移籍するという選択肢がありました。でも、やっぱり険しい道を選びたいと思って。これを乗り越えた先に、必ず自分の成長が待っていると信じて(残留を)選びました。ただ、選んだ後は何カ月も苦しい状況が続きました」

 長友がそう振り返った通り、実に険しい道だった。練習で1対1の強さやコンディションの良さをいくらアピールしても、ロベルト・マンチーニ監督は10月24日の第9節パレルモ戦まで起用することはなかった。「本当に見てくれているのかな? いつになったら振り向いてくれるんだろう」と考えた時期もあったという。それでも長友は「やるしかないんでね。自分が選んだ道なので、確実にこれを正解にしてやろうという強い気持ちで取り組みました」と腐らずに練習でのアピールを続けた。

 そしてパレルモ戦で今シーズン初の先発フル出場を果たす。「パフォーマンスもそこそこ出せた」と果敢に右サイドを駆け上がってクロスを供給し、チャンスを演出した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も採点こそ厳しかったものの、「低調から抜け出すいくつかの兆しが見られた」と評した。

 長友がマンチーニ監督の信頼を勝ち得たと実感したのは第11節のローマ戦だと語る。「一番のきっかけはやっぱりローマ戦ですね。あの試合で信頼が増した」とそこから4試合連続でスタメン出場。開幕前は指揮官の構想外だった立場から定位置をつかみ、今ではインテルと契約延長の話も浮上している。

 交渉については代理人に任せていると説明した長友だが、インテルへの愛が変わることはない。

「移籍する理由がもう見つからないんですよ。すごく良い環境で、チームメイトもスタッフも温かい。僕にとって家族みたいな存在です。今はチームも首位に立っていますし、試合にも絡めてきている。この状況で移籍を選択するなんて(笑)」

 そう話す長友には、首位に立つチームの中で確実に出場機会を増やしてきた自信と充実感が漂っていた。「2016年も一試合、一試合が勝負。毎日の練習がレギュラー争いの勝負なので気は抜けないです」と貪欲さを失わずに走り続ける長友は「インテルは1位にいるので、スクデット(優勝)を目指して戦いたい」と意気込んだ。

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