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矢板中央、2試合連続でPK戦を制して準々決勝進出…東福岡は猛攻実らず

2021.01.03

矢板中央と東福岡が対戦した

 第99回全国高校サッカー選手権大会3回戦が3日に行われ、矢板中央(栃木)と東福岡(福岡)が対戦した。

 前半開始から東福岡が主導権を握る展開。素早いパスワークを武器に何度もゴールに迫るが、矢板中央もペナルティーエリア内に人数を固めて弾き返す。0-0のままで前半を折り返した。

 ロングスローなど印象を残した矢板中央は後半に入り、背番号「9」の星を投入して前線の活性化を図る。

 後半はややオープンな展開。60分前後には両チームが複数の決定機を生み出しゴールを予感させたが、ネットを揺らすには至らない。

 76分には攻め込んだ東福岡がゴール前で至近距離から続けざまにシュートを放ったが、GK藤井が決死のセーブを見せて防ぐ。

 最後まで矢板中央が粘りの守備を見せてタイムアップ。ゲームはPK戦に突入した。

 PK戦で先攻の矢板中央はGK藤井が東福岡2人目上田のキックをストップ。対する東福岡も途中出場のGK神田が相手の3人目のキックを止めたものの、3人目の青木が失敗。さらに後がなくなった状況で4人目遠藤も失敗して万事休す。

 PK戦の末に死闘を制した矢板中央は富山第一と5日に対戦する。

【スコア】
矢板中央 0ー0(PK:3-1) 東福岡

By サッカーキング編集部

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