第99回全国高校サッカー選手権大会東京都Aブロック予選決勝戦が14日に行われ、関東第一が日大豊山を3-0で下し、3年ぶり3回目となる全国大会出場を決めた。
試合は序盤から関東第一のペースで進む。13分に類家暁がスピードに乗った抜け出しから落ち着いてネットを揺らして均衡を破ると、16分にはゴール前の混戦からパスを繋ぎ、最後は“10番”笠井佳祐が沈めてリードを2点に広げる。34分には左サイドからの技ありクロスを笠井がニアサイドで合わせ、3得点目を記録した。前半は関東第一の3点リードで終了する。
後半も関東第一が自慢の攻撃力を遺憾無く発揮する。47分にはエースの笠井がポスト直撃のシュートを放った。初の全国出場を目指す日大豊山も1点を返すべく怒涛の反撃を開始。途中出場の保田航希が積極的なシュートを狙うと、“エースストライカー”の高柳康太も幾度となくゴールに迫る。それでも、最後までゴールは遠い。試合はこのままタイムアップを迎え、関東第一が東京都Aブロック制覇を成し遂げた。
By サッカーキング編集部
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