2014.12.13

G大阪がJ1昇格年に3冠達成…宇佐美&パトリック弾で4度目の天皇杯制覇

G大阪
天皇杯を制覇したG大阪メンバー [写真]=兼子愼一郎

 天皇杯決勝が13日に行われガンバ大阪とモンテディオ山形が対戦した。

 今季J1昇格年ながら、リーグ戦とヤマザキナビスコカップを制覇しているG大阪は、2000年に鹿島アントラーズが達成して以来の3冠がかかった一戦。一方、昇格プレーオフを制して4年ぶりのJ1復帰が決まっている山形は、初の天皇杯決勝進出。優勝すればAFCチャンピオンズリーグの出場権が獲得できる。

 横浜の日産スタジアムで行われた試合は開始早々の4分に動く。東口順昭からのロングボールをパトリックが頭ですらし、ボールを受けた宇佐美貴史がワントラップからのボレーシュート。一度は山岸範宏が防ぐも、こぼれ球を再び宇佐美が押しこみ、ガンバ大阪が先制に成功した。

 22分、山形のCKからG大阪がカウンターを仕掛ける。ハーフライン付近でDFとの競り合いに勝った宇佐美がドリブルで持ち上がり、切り返してから左サイドを上がっていたパトリックにパス。エリア内左でボールを受けたパトリックは、味方のサポートで山形DFのマークがずれた隙を狙いシュートを放つと、ゴール右に突き刺さり追加点となった。

 反撃したい山形は27分、エリア手前の右でボールを受けたディエゴが反転し左足を振り抜くが、強烈なシュートは枠の右に逸れた。前半はこのまま動かずG大阪が2点リードで前半を折り返す。

 後半に入って46分、G大阪は一本のパスで抜け出したパトリックがエリア内でシュートを放つが、枠をとらえられない。3分に山形は、右サイドからのクロスを當間建文がヘッドで合わせるが、これも枠をとらえられなかった。

 すると62分、山形は左サイドから石川竜也が中央へ折り返すと、手前で松岡亮輔が触り、さらに今野泰幸の体に当たり少しコースが変わるが、そのボールを中央でロメロ・フランクが蹴り込んでゴール。山形が点差を1点に縮めた。

 このゴールで山形に勢いが増す。69分に、少し距離のあるFKを宮阪政樹が直接狙うが東口がキャッチ。さらに71分には、エリア内のロメロ・フランクとのワンツーで、ディエゴが枠の左下を狙った強烈なシュートを放つが、これも東口が何とか弾き出した。

 一方のG大阪は81分に、倉田秋からのパスをエリア手前の正面で受けた宇佐美が、ダイレクトでシュートを放つがボールはクロスバー上部に外れた。85分、今度は遠藤保仁のパスを受けた宇佐美が、再度エリア手前の正面で右足を振り抜くと、反応した山形DFの足に当たり、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。G大阪が終盤にリードを2点に戻した。

 試合はこのまま終了。G大阪が3-1で山形に勝利し、2009年以来で松下電器時代を含む通算4度目の天皇杯優勝を果たした。G大阪はJ1昇格年では史上初となる3冠を達成。3冠は2000年の鹿島以来の14年ぶりで2クラブ目の快挙となった。

【スコア】
ガンバ大阪 3-1 モンテディオ山形

【得点者】
1-0 4分 宇佐美貴史(G大阪)
2-0 22分 パトリック(G大阪)
2-1 62分 ロメロ・フランク(山形)
3-1 85分 宇佐美貴史(G大阪)

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