

プロに近づくために、海外でプロの世界を「経験」する―。前回はJAPANサッカーカレッジが取り組んでいるユニークな海外インターンシップの取り組みについて紹介した。学生たちが加わるアルビレックス新潟・S(シンガポール)は2004年の創立以来、徹底した現場主義の人材育成に取り組んでいる。
そんな中、アルビレックス新潟・Sは育成だけでなく、サッカーチームとしても目覚ましいレベルアップを遂げた。今年7月に行われた2011リーグカップで見事に優勝。クラブ創立8年目にして、初のタイトルを獲得したのだ。更にもう一つのカップ戦、シンガポールカップでも準優勝と、彼らはリーグの強豪として認知されつつある。
アジア経済の中心地シンガポールで結果を出すことは、そのまま国内外のクラブにキャリアアップする契機になる。「プロ」としての経験を積み、語学を磨き、次のステップへ。そう、今シーズンのタイトル獲得に貢献した選手たちには、次の「世界」が待っている。
「当たり前のことですが、サッカーは日本国内だけで行われているわけではありません。そして、我々は日本人選手の「世界」へのステップとして存在しています。シンガポール国内だけではなく、アジア、欧州の代理人や監督もSリーグを観戦しにスタジアムに来ます。つまり、Sリーグはショーケースなのです。実際に今季も、結果を残した選手たちへのオファーが相次いでいます。昨年からはポルトガルのクラブと提携し、クラブとしても積極的に選手たちの移籍を支援しています。野心のある挑戦者をお待ちしています!」|
Tanjong Pagar United FC |
1-3 |
Albirex Niigata FC(S) |
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| アウェーの荒れたピッチの中、パスを主体とする持ち前のスタイルを貫いて快勝。1-1の同点で迎えた78分、左SBの小林選手(写真)が豪快なミドルシュートを決め、これが決勝点となった | |||
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Albirex Niigata FC(S) |
3-1 |
Geylang United FC |
| 1点ビハインドで迎えた87分、FKに堀田選手が体を投げ出して同点弾を決める(写真)。その流れのまま、延長戦では更に2ゴールを加えて劇的な逆転勝利。これでチームは勢いに乗った | |||
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Albirex Niigata FC(S) |
1 7PK6 1 |
Tampines Rovers FC |
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| Sリーグの強豪に試合開始から主導権を握るものの、カウンターで先制を許した。しかし76分、CKの折り返しを川上選手が押し込み同点(写真)。最後は一丸となってPK戦を制し、決勝へ | |||
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Albirex Niigata FC(S) |
0 5PK4 0 |
Hougang United FC |
| 準決勝から中2日で挑んだ決勝は疲労の影響もあり、勝負は再びPK戦にもつれ込む。PK戦では5人目の井畑選手まで全員がキックを成功させ、クラブ史上初のタイトルを勝ち取った | |||
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第1回 [海外という経験]
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