2012.06.29

リヴァプールの新ユニサプライヤー『ウォリアー』が上陸 「攻めることを恐れないブランド」

リヴァプール
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①③会場の様子 ②司会を務めた西岡明彦アナウンサー [写真]=足立雅史


 リヴァプールのユニフォームサプライヤーであるアメリカのスポーツブランド『ウォリアー』が日本に上陸した。ワスプジャパン株式会社と日本国内における独占販売契約を締結し、7月2日から販売を開始する。販売開始に先立ち、26日には東京都内でプレスカンファレンスが行われた。

 ウォリアーはアメリカのミシガン州に本部を置き、革新的な発想と最新の機材を備え、高いパフォーマンスの製品を生み出すことで知られるスポーツブランドだ。

 日本には初上陸となるが、カンファレンスの場でアジア地区マネージャーのマリー・レイ氏は、「業界の革新を楽しみたい」として、攻撃的な姿勢でキャンペーンを展開していくと語る。

「サッカーは優等生のお遊びではない。欲望であり情熱なのです。ファンもチームも選手も同じ気持ちを持ち、ゴールを果敢に攻めることを恐れないブランドを求めている。それがウォリアーです」

 力強く抱負を語ったレイ氏。さらにウォリアーは、他にも革新的で過去に例を見ない活動を展開していく。
 

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①日本進出を発表したウォリアーとワスプジャパン
②ワスプジャパン代表の柿本卓史氏ら ⑤ウォリアーのマリー・レイ氏

 まずはリヴァプールのウェールズ代表FWクレイグ・ベラミーと、スポンサー契約を締結。
 
 契約金は、シエラレオネで唯一のプロサッカーアカデミーである「クレイグ・ベラミー財団」に直接渡り、財団の教育面やレクリエーション施設などの資金として使用される。

 そして、ベラミーのみならず、今後は世界中のビッグクラブや一流の選手とも契約を交わしていく意向で、リストの中にはJリーグのクラブや選手も含まれているという。
 
「これは始まりに過ぎません」
 
 何度も強調された言葉だ。その背景には“勝利”への確固たる自信と、戦いへの欲望がある。
 
 日本に上陸したウォリアー。その動向から、これからも目が離せない。