[連載|ワールドサッカーキング 11.11.17(No.196) 掲載]
ヴァンサン・コンパニは、優勝への第一関門とも言うべきマンチェスター・ダービーでライバルを撃破し、確かな手応えを得た。彼は、莫大な投資を重ねてきたマンチェスター・シティーの野望を達成しようとあらゆる努力を惜しまない。壮大な夢を現実のものとするためにこれからなすべきことは何か。頼もしく成長したキャプテンが熱い思いを語る。

マンチェスター・シティーは念願だったチャンピオンズリーグ(以下CL)にチャレンジしている。どんな気分だい?
コンパニ 世界最高峰のチームを相手に自分たちの力を試せるんだから、本当にワクワクしているよ。ファンにとっても新しい経験だからもちろん楽しんでくれていると思う。
でもシティーはグループリーグの序盤で1分け1敗と出遅れた。
コンパニ 初戦のナポリ戦は勝っておくべき試合だった。僕たちは勝ちを急ぎすぎてしまったんだ。前半のうちに1点か2点決めておけば、後半があれほど難しくなることもなかった。あの試合から学ぶべきことは多かったと思うよ。
第3節のビジャレアル戦でようやく初勝利を挙げた。あの勝利は大きかった?
コンパニ 最高だね。勝つことができて本当にうれしい。あの勝利が決勝トーナメント進出へのカギとなるはずだ。

昨シーズンのCLではトッテナムが準々決勝に進出した。シティーはその上をいけると思う?
コンパニ 約束はできないけど、このチームには実績を残してきた選手が何人もいる。プレミアでは首位に立っているし、CLでもどこまでいけるか楽しみだ。
君は加入当初、守備的MFとセンターバックの両方で試合に出場していた。起用方法に関して混乱はなかった?
コンパニ 守備的MFとして3年、センターバックとしても4年プレーしてきたから、抵抗も混乱もなかった。とにかく今は世界最高のDFになりたい。それしか考えていないよ。
君が加入した翌夏、コロ・トゥレとジョレオン・レスコットがやってきた。正直、どんな気分だった?
コンパニ 別に気にならなかったよ。当時の僕はMFだったからね(笑)。むしろ、ギャレス・バリーやナイジェル・デ・ヨンクがポジション争いのライバルだった。ただ、ある時期にDFに故障者が相次いでセンターバックでプレーしてくれと言われた。だから僕はセンターバックでの定位置確保に努めたのさ。今はレギュラーとしてプレーしているけど、このクラブにはすべてのポジションに一流の選手がいる。常に向上心を持って好調を維持しなければすぐにポジションを奪われてしまうんだ。
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