今年1月からオリヴェイレンセでプレーしていたキング・カズ [写真]=Getty Images
横浜FCは11日、同クラブに所属している元日本代表FW三浦知良がポルトガル2部オリヴェイレンセへの期限付き移籍を前提した調整に入るため、渡航することを発表した。
現時点で正式に移籍は決定しておらず、詳細は決定次第再度クラブ公式HPにて伝えられる見込みだ。なお、横浜FCが三浦の渡航を発表したのは、日本時間で11日の19時11分。ポルトガルの現地時間では11日の11時11分となっており、背番号「11」にちなんだ日時でのリリースとなった。
一方、オリヴェイレンセは同じタイミングで日本語版の公式Twitter(@oliveirense_jp)を更新。期限付き移籍期間が延長となったこと、メディカルチェックを経て正式に加入が決定することを伝えた。なお、契約期間は2024年6月30日までとなっている。
三浦は1967年2月26日生まれの現在56歳。静岡学園高校を中退して単身でブラジルへ渡り、1986年には名門・サントスとプロ契約を締結した。その後はブラジルでプレーを続けていたものの、1990年7月に帰国。読売クラブに加入し、Jリーグ発足時にはヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)の“エース”として活躍した。その後は京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)、ヴィッセル神戸といったJリーグのクラブだけでなく、イタリアのジェノアやクロアチアのディナモ・ザグレブにも在籍。2005年7月に横浜FCへ移籍すると、直後にはシドニーへの期限付き移籍も経験し、15年以上にわたってプレーしている。2022年にはJFL(日本フットボールリーグ)の鈴鹿ポイントゲッターズへ期限付き移籍。JFLでは18試合の出場で2ゴールを挙げた。
2023年にはオリヴェイレンセへ半年間の期限付き移籍。4月22日に行われた第29節アカデミコ・ヴィセウ戦で終了間際に投入され、新天地でのデビューを飾った。最終節のレイションイス戦ではおよそ30分間プレー。最終的には3試合の出場で2022-23シーズンを終えていた。
また、日本代表としても長きにわたって活躍。国際Aマッチ通算で89試合のピッチに立ち、55ゴールを挙げている。
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By サッカーキング編集部
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