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FIFA会長選立候補のフィーゴ氏、W杯出場国を最大48カ国に拡大の意向

2015.02.20

会長選に立候補しているルイス・フィーゴ氏 [写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)の会長選に立候補している元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏が、ロンドンにある“サッカーの聖地”ウェンブリー・スタジアムで19日に選挙公約を発表し、ワールドカップの出場国数を40カ国か48カ国に増やす意向を公言した。同日付のイギリスメディア『BBC』が報じている。

 13カ国で始まった同大会は徐々に出場国数を増やし、1998年のフランス大会からは現状の32カ国で行われている。

 48カ国開催案では24カ国ずつの2グループに分かれ、同時に2大陸で大会を進行し、決勝トーナメントを1カ国で行う方針。また、40カ国開催案は現在と同様の形式で行われる予定である。フィーゴ氏は「どちらのプランもトーナメントの日数を3~4日増やすだけで可能だ。出場枠が拡大されれば、ヨーロッパ以外からの参加国数もより増えると信じている」とコメントしている。

 さらに同氏は「出場国数を増やすこと以外に、もっと大事な約束がある。それは、参加国を増やすことによって増えた収入を、サッカーの国際化に利用していくことだ」と、利益の投資先を明らかにした。

 42歳のフィーゴ氏は立候補者の中で唯一選手経験のある人物であり、2011年から約4年間にわたりUEFA(欧州サッカー連盟)の役員を務めた。5月29日に行われる会長選では現会長のゼップ・ブラッター氏の有力な対抗馬として競り合うと予想されている。

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