FOLLOW US

今季もついに閉幕…新型コロナ、負傷を跳ね返しシーズンフル出場を果たした選手たち

2021.05.25

フル出場を果たした選手たち [写真]=Getty Images

 2020-21シーズンの欧州4大リーグは全日程を消化した。例年同様の熱戦が各地で繰り広げられたが、新型コロナウイルスの影響で選手たちはいつも以上に難しい1年を過ごしたに違いない。そんな中でも、コンディションを維持し続け、全試合に出場した選手たちもいる。今回は2020-21シーズンの全試合に出場したフィールドプレーヤーの中から、13選手を紹介しよう。

※今季リーグ戦の成績は統計サイト『Whoscored.com』を参照
[写真]=Getty Images

<プレミアリーグ>

アンドリュー・ロバートソンリヴァプール/DF)
今季リーグ戦成績:38試合出場/1ゴール7アシスト

最終ラインにケガ人が続出するなか、全38試合に先発出場。プレミアリーグ創設後では、クラブ史上9人目の快挙となった。3年連続の2桁アシストこそ成し遂げられなかったものの、チーム最多タイの7アシストを記録。土壇場でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。

トマーシュ・ソウチェクウェストハム/MF)
今季リーグ戦成績:38試合出場/10ゴール1アシスト

プレミア2年目で全試合にフル出場。MFながら、チーム最多タイとなる10ゴールを挙げ、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得の立役者となった。その活躍ぶりについては、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が「素晴らしい。とんでもない補強だ。リーグ戦で10ゴールだよ。彼は守備もできれば、相手の脅威にもなる」と大絶賛。“敢闘賞”があれば、間違いなく候補の一人となっていたはずだ。

ピエール・エミール・ホイビュルク(トッテナム/MF)
今季リーグ戦成績:38試合出場/2ゴール4アシスト

今季のトッテナムをけん引したのは、ハリー・ケインとソン・フンミンの前線コンビだが、チームの屋台骨を支えたのはこのデンマーク代表MFだった。ジョゼ・モウリーニョ前監督から重宝され、加入1年目で全試合にフルタイム出場。無駄のないプレーぶりで、瞬く間に不可欠な選手になった。チームプレーヤーの象徴として、今後さらに存在感を高めていきそうだ。

ジェームズ・ウォード・プラウズサウサンプトン/MF)
今季リーグ戦成績:38試合出場/8ゴール7アシスト

サウサンプトンが誇る生え抜きのキャプテンは、2シーズン連続の全試合フルタイム出場を達成。残留争いに巻き込まれるなか、先頭に立ってチームを引っ張った。自慢のキックも冴えわたり、直接FKから4ゴールをマーク。これは今季のリーグ最多記録で、あのデイヴィッド・ベッカムが持つプレミアレコードにも迫るほどだった。ファンが選ぶ年間最優秀選手に選出されたのも当然だろう。

<リーガ・エスパニョーラ>

アンヘル・コレアアトレティコ・マドリード/FW)
今季リーグ戦成績:38試合出場/9ゴール8アシスト

7年ぶりのリーグ制覇を果たしたアトレティコで、フィールドプレーヤー唯一の全試合出場を達成。先発出場は29試合にとどまったものの、最終節のバジャドリード戦で値千金の同点弾を決めるなど、要所で結果を残した。得点(9)と得点関与数(17)はいずれも、アトレティコ加入後での自己ベスト。“背番号10”に相応しい活躍を見せ、チームを優勝に導いた。

イニャキ・ウィリアムスアスレティック・ビルバオ/FW)
今季リーグ戦成績:38試合出場/6ゴール6アシスト

今季、先発したのは27試合。6ゴールもFWとしては物足りない数字だが、5シーズン連続で全試合出場を達成した。2016年4月以来、リーグ戦のピッチに立ち続け、連続出場数は「195」に到達。これはリーガ・エスパニョーラの歴代単独2位となる記録で、フアン・アントニオ・ララニャガ氏が持つ歴代最多記録(202試合)まで、あと7試合と迫っている。来季の開幕を誰よりも待ちわびている選手の一人だろう。

ホセ・ルイス・モラーレス(レバンテ/MF)
今季リーグ戦成績:38試合出場/13ゴール3アシスト

“エル・コマンダンテ(司令官)”の異名で知られる33歳のアタッカーは、昨季に続いて全試合出場を達成。一度スピードに乗ったら止められないドリブルは健在で、今季はさらに自己最多の13ゴールを叩き出した。レアル・マドリードとバルセロナから1ゴールずつを奪うなど、上位キラーぶりを発揮。“過小評価されている選手”の一人として、名前を挙げる記者もいたほどだ。

<セリエA>

ラウタロ・マルティネスインテル/FW)
今季リーグ戦成績:38試合出場/17ゴール6アシスト

残したインパクトの大きさは相棒のロメル・ルカクに見劣りするが、得点(17)とアシスト(6)の双方で自己ベストをマーク。何よりチームで唯一の全試合出場を達成し、11年ぶりのスクデット獲得に貢献した。優勝決定後の試合でアントニオ・コンテ監督から途中交代を命じられて激怒する一幕も見られたが、その後に行われた“ボクシングマッチ”で両者は和解。来季もフル稼働が期待される。

ムサ・バロウボローニャ/FW)
今季リーグ戦成績:38試合出場/8ゴール8アシスト

2018年のデビュー以来、やや伸び悩んでいた逸材が、ついにブレイクの時を迎えた。昨年冬に加入したボローニャで定位置を確保し、今季はキャリア初のリーグ戦全試合出場を達成。8ゴール8アシストを記録して、チームで最も得点を生み出した選手となった。冨安健洋と同じ1998年11月生まれの22歳。近い将来のステップアップも十分にあり得る。

シミークロトーネ/FW)
今季リーグ戦成績:38試合出場/20ゴール2アシスト

セリエAで全試合出場を達成した3選手のうちの一人。クロトーネは2部降格が決まったが、昨季の得点王であるチーロ・インモービレに並ぶ20ゴールをマークするなど、チームへの貢献度の高さはリーグトップクラスだった。ジェノアやラツィオへの移籍話が持ち上がっており、来季もセリエAでその雄姿を拝むことができそうだ。

<ブンデスリーガ>

堂安律ビーレフェルト/MF)
今季リーグ戦成績:34試合出場/5ゴール2アシスト

日本が世界に誇るレフティーは、ブンデスリーガ初挑戦で全試合出場を達成。22日行われた最終節のシュトゥットガルト戦では得点を挙げ、チームの1部残留にも大きく貢献した。課題は「数字(結果)のところ」と本人が話すように、得点に絡む部分はさらなる向上が求められるが、持ち味である仕掛けるプレーは存分に披露。来季はより一層の飛躍が期待される。

ワウト・ウェクホルストヴォルフスブルク/FW)
今季リーグ戦成績:34試合出場/20ゴール8アシスト

身長197センチを誇るストライカーは、2シーズンぶりのリーグ戦全試合出場を達成。キャリアハイのシーズン20得点をマークし、ヴォルフスブルクにCL出場権をもたらした。ドイツでは2試合に1ゴールのペースで得点を積み重ねており、来季からジョゼ・モウリーニョ監督が就任するローマへ移籍するという噂もある。今後の動向から目が離せない。

マティアス・ギンターボルシアMG/DF)
今季リーグ戦成績:34試合出場/2ゴール1アシスト

来季の欧州カップ戦出場を逃したボルシアMGだが、ギンターは1年を通じて好パフォーマンスを披露。チームで唯一の全試合フル出場を果たし、ドイツ紙『ビルト』によるベストイレブンにも名を連ねた。EURO2020に臨むドイツ代表メンバーに選出されており、2014年のブラジル・ワールドカップ以来となる国際主要大会優勝を目指す。

(記事/Footmedia

【PR】「ABEMA de DAZN」で
セリエAを堪能しよう!

ABEMA de DAZN

「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 セリエAをはじめ、ラ・リーガやJリーグなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。

月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。

※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。

  1. 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
  2. セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アン、Jリーグなどコンテンツが盛りだくさん!
  3. コメントしながらのライブ観戦追っかけ再生見逃し配信など楽しみ方も充実!

【PR】セリエAを観るなら
「DMM×DAZNホーダイ」!

DMM×DAZNホーダイ

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です!

  1. 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
  2. セリエAをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!
  3. 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」が毎月550ポイントもらえる!

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

SHARE

SOCCERKING VIDEO