退団が確実視されるJ・ロドリゲス [写真]=NurPhoto via Getty Images
レアル・マドリードに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの退団が決定的なようだ。スペイン紙『マルカ』が8日に報じた。
同紙によると、J・ロドリゲスの退団は既定路線であり、すでに問題はどこに行くか、という所に来ているようだ。
2014-15シーズンに推定8000万ユーロ(約100億円)でレアル・マドリードに加入したJ・ロドリゲス。未だ25歳と若く、その移籍金を支払えるクラブは限られてくる。
同紙によると、獲得レースを一歩リードしているのはパリ・サンジェルマンだ。豊富な資金力を背景に、今夏の目玉補強としてJ・ロドリゲス獲得を目指しているようだ。同選手はモナコ時代にフランスでのプレー経験があり、またライフスタイルに満足していたこともプラスに働くだろうとしている。
さらにJ・ロドリゲスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏はパリ・サンジェルマンと懇意にしていることも理由の1つに挙げられる。なお同チームでプレーするブラジル代表DFチアゴ・シウヴァ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは同氏のクライアントだ。
2番手とされているのはカルロ・アンチェロッティ監督率いるバイエルン。ジダン監督の下、出場機会を減らしたJ・ロドリゲスだが、当時のアンチェロッティ監督時代には全大会で17得点を記録するなど躍動。攻撃陣の高齢化問題もあり、同監督が獲得に動く可能性は高いとしている。
イングランドからはマンチェスター・Uとアーセナルが動向を注視しているようだ。マンチェスター・Uはディ・マリア、アーセナルはドイツ代表MFメスト・エジルというスター選手をレアル・マドリードから獲得した過去があるが、アーセナル行きの確率は低いだろうとされている。
イタリアからは、ルチアーノ・スパッレッティ監督の就任が噂されるインテルが興味を持っているようだ。同監督がJ・ロドリゲスを高く評価しており、中国人オーナーの意向次第で獲得に乗り出すという。しかし今シーズン7位で終わったインテルはチャンピオンズリーグ出場権を逃しており、同選手にとってインテル行きの魅力は低いだろうとしている。
By サッカーキング編集部
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