ゴールを喜ぶインテルの選手たち [写真]=Inter/Inter via Getty Images
セリエA第19節が8日に行われ、ウディネーゼと日本代表DF長友佑都所属のインテルが対戦した。
2017年に入り、再開を迎えたセリエA。10位ウディネーゼはここ4試合で3勝1分け、対する7位インテルもリーグ戦3連勝中と調子は上向きで、互いに上位浮上を狙ううえでも勝って新年をスタートさせたいところだ。なお、長友は3試合連続でベンチスタートとなった。
最初にチャンスを作ったのはホームのウディネーゼ。6分、セコ・フォファナがミドルレンジから強烈なシュートを放ったが、ここはGKサミール・ハンダノヴィッチがなんとか凌いだ。
試合が動いたのは17分。敵陣中央をドリブルで突破したサミールからスルーパスを受けたヤクブ・ヤンクトが左足のシュートをゴール右隅に突き刺し、ウディネーゼが先制に成功した。
その後もウディネーゼが主導権を握る時間が続いたが、追加点を奪うには至らない。すると前半アディショナルタイム2分、インテルはエリア内左でボールをキープしたマウロ・イカルディがグラウンダーで折り返したボールをイヴァン・ペリシッチが左足ダイレクトでシュート。これがゴール左に決まり、1-1の同点に追い付いてハーフタイムを迎えた。
後半に入るとインテルが押し気味にゲームを進めるが、なかなか決定機を作ることができない。72分にはエリア手前正面の好位置でFKを獲得したが、ペリシッチが放ったシュートは枠の左に外れた。
終盤に差し掛かった82分、インテルは右からのクロスをGKが弾いたところにジョアン・マリオが反応。右足ダイレクトで狙ったが、カバーに入ったDFにブロックされ、得点とはならなかった。
決定機を逃したインテルだが87分、右サイドでFKを得ると、J・マリオのクロスをファーサイドのペリシッチが頭で合わせる。このシュートがゴール右に吸い込まれ、逆転に成功した。
試合はこのまま2-1でタイムアップを迎え、敵地で逆転勝利を収めたインテルが2017年白星スタートを切るとともに、リーグ戦4連勝を達成した。なお、ベンチ入りした長友に出番はなかった。
次節、ウディネーゼは15日にローマと、インテルは14日にキエーヴォとそれぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 17分 ヤクブ・ヤンクト(ウディネーゼ)
1-1 40+2分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)
1-2 87分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)
By サッカーキング編集部
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