指揮官就任後初勝利を挙げたインテルのピオリ監督 [写真]=Getty Images
セリエA第14節が28日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでフィオレンティーナと対戦し、4-2と勝利を収めた。試合後、同クラブのステファノ・ピオリ監督が、イタリアメディア『Sky』のインタビューに応えている。
「我々は苦しんだ。後半、フィオレンティーナはクオリティーのあるプレーを展開し、我々を苦しめた。しかし、苦しむことで成長させ、改善させてくれる。チームは自分たち自身を信じなければならない。一体となり、コンパクトになることで、たくさんのチャンスを生み出すことができる」とコメントしたピオリ監督。指揮官就任後、初勝利を収めたものの、19分までに3点をリードしながら一時は1点差にまで追い上げられた試合を「苦しんだ」と振り返った。
さらにピオリ監督は、「前半は良い試合をしたが、後半は何かが足りなかった。バランスを取ることが多少必要だ。それはハードワークすることだけで身に着けられるものである。ボールをもっと上手く支配する術を覚えなければならない。そうすることで、息遣いを落ち着かせることができるからね。いつもトップスピードでばかり走ることなどできないのだから」とこれからの課題を挙げた。
それでも、「多くのポジティブな面を目にした。ネガティブな面についてはトレーニングでなくしていく。成長への意欲と良い結果を出したいということが見て取れた試合だった」と一定の満足感を示している。
By サッカーキング編集部
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