ペスカーラ戦で決勝点を挙げたMFボナヴェントゥーラ [写真]=Getty Images
セリエA第11節が30日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはホームでペスカーラに1-0と辛勝。決勝点を挙げたイタリア代表FWジャコモ・ボナヴェントゥーラが地震に苦しむ人々に向けてメッセージを発した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
同試合の49分に、FKから壁の下を通す技ありのゴールで得点を奪ったボナヴェントゥーラ。得点後はテレビカメラの前に駆け寄り、「がんばれ、中部イタリア、君たちは一人じゃない」と、29日から再び大きな地震に遭う人々にメッセージを送った。
震源地のウンブリア州ノルチャに近い、マルケ州サン・セヴェリーノ・マルケの出身のボナヴェントゥーラは試合後にイタリア・メディア『Sky』のインタビューに応じ、「私たちと同じ同胞がこの恐ろしい地震に苦しんでいる。私は、地震が起こっている地域の出身で、苦しんでいる人々に自分の思いを示したいと強く思っていた」と言明。地震に襲われている地域のことを心配していると明かしている。
セリエA第11節終了時点で7勝3敗1分けの勝ち点22の3位につけるミラン。次節は11月6日、パレルモと敵地で対戦する。
By サッカーキング編集部
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