
1995年から17年間にわたってミランでプレーし、キャプテンも務めた元イタリア代表のマッシモ・アンブロジーニ氏が、セリエA第25節のジェノア戦で今シーズン初ゴールを挙げた日本代表FW本田圭佑を称賛した。イタリアメディア『ilmilanista.it』がコメントを伝えた。
本田は1-0のリードで迎えた64分、エリア外ゴール正面から左足を一閃。2014年10月19日のヴェローナ戦以来483日の得点を挙げた。また、コロンビア代表FWカルロス・バッカの先制点につながるクロスを供給するなど、大車輪の活躍を見せていた。
アンブロジーニ氏は2-1でなんとか逃げ切ったジェノア戦について「ミランは最後の数分間で全てを失いかけたね」と守備の面で不安があったことを認めたが、「(シニシャ)ミハイロヴィッチ監督にとっていくつかポジティブなニュースがあった。(マッティア)デ・シリオと(ルカ)アントネッリはよくやっていたし、1つのプランとして考えられることがわかった。(リッカルド)モントリーヴォは素晴らしい試合をしたし、本田は改めて信頼を寄せられるプレーヤーであることを証明したね」とそれぞれに称賛の言葉を贈った。
本田はこの試合で9試合連続の先発出場を果たし、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督の信頼を取り戻した。チームも7試合負けなしと調子を上げつつあり、上位争いになんとか加わりたいところだ。