ハーランドが圧巻の5ゴール [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが14日に行われ、マンチェスター・C(イングランド)とライプツィヒ(ドイツ)が対戦した。
マンチェスター・Cにとって悲願のビッグイヤーに向けた挑戦だ。2月22日にライプツィヒのホームで行われたファーストレグは1-1のドローでタイムアップ。マンチェスターに戻ってきて、決着をつけることとなる。マンチェスター・Cのスタメンにはケヴィン・デ・ブライネ、ベルナルド・シルヴァ、アーリング・ハーランドらの主力が並んだ。一方、ライプツィヒはヨシュコ・グヴァルディオール、コンラッド・ライマー、ティモ・ヴェルナーらが先発に名を連ねた。
試合は18分、左コーナーキックからロドリがヘディングシュートを放つと、ベンヤミン・ヘンリヒスのハンドが確認され、マンチェスター・CにPKが与えられる。このPKをハーランドがきっちりと決め、マンチェスター・Cが先手を取った。
続く24分にはデ・ブライネの左足ミドルシュートがクロスバーに当たって跳ね返ったボールをハーランドが押し込み、マンチェスター・Cが大きな追加点を記録。前半アディショナルタイムには再び左コーナーキックからルベン・ディアスがヘディングシュート。ポストに当たったこぼれ球をハーランドが押し込み、ハットトリックを達成してハーフタイムに突入した。
後半に入ってもマンチェスター・Cは攻撃の手を緩めない。49分、ジャック・グリーリッシュの折り返しを受けたイルカイ・ギュンドアンが切り返しからペナルティエリアに侵入。左足でゴールネットを揺らした。53分には右コーナーキックから最後はハーランドが左足で押し込んだ。
57分にはまたも“この男”がゴールに迫る。リヤド・マフレズのクロスボールにマヌエル・アカンジが反応。わずかに触ったシュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球をハーランドが右足で沈めた。これでハーランドはこの日5点目。圧巻の得点能力を見せつけた。
後半アディショナルタイムには右サイドからドリブルでカットインしたマフレズが中央へ繋ぐと、最後はデ・ブライネが右足でミドルシュートを沈める。美しい一撃はマンチェスター・Cにとっての7点目となった。試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Cは6シーズン連続の準々決勝進出を決めた。一方、ライプツィヒはマンチェスター・Cの爆発的な攻撃力の前に屈する形となり、3シーズンぶりの8強入りとはならなかった。
この後、17日には準々決勝の組み合わせ抽選会が予定されている。準々決勝ファーストレグは4月11日または12日、セカンドレグは18日または19日の開催予定だ。
【スコア】
マンチェスター・C 7-0(2戦合計:8-1) ライプツィヒ
【得点者】
1-0 22分 アーリング・ハーランド(PK/マンチェスター・C)
2-0 24分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・C)
3-0 45+2分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・C)
4-0 49分 イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・C)
5-0 53分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・C)
6-0 57分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・C)
7-0 90+2分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
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