2017.03.10

バルサ元会長、奇跡の逆転勝利で“公約”実行…真冬の海に飛び込む

ジョアン・ガスパール
ガスパール元会長(右)がバルセロナの大逆転劇を受けて、“公約”を実行したようだ [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、バルセロナ(スペイン)はパリ・サンジェルマン(フランス)を相手に6-1と大勝。0-4で敗れたファーストレグから大逆転を果たし、2試合合計6-5でベスト8進出を決めた。

 奇跡の逆転劇を果たした夜、2000年から2003年までバルセロナで会長を務めたジョアン・ガスパール氏は、友人らとともに真冬の海に入って喜びを分かち合っていたようだ。8日付のスペイン紙『アス』などが報じている。

 同紙によると、パリ・サンジェルマン戦終了の数時間後、バルセロナ中心部から徒歩圏内にある海辺で、ガスパール氏がパンツ一丁で立っている写真がSNS上にアップされた。地元ラジオ局のインタビューを受けた同氏は、試合前に「バルセロナがCL史上初となる4点差の逆転に成功したら、海に入る」という約束を交わしていたことを明らかにした。

「あの写真はベルリンにいる息子がアップしたものだ。私が送ったんだ。これは約束だったんだよ。他の息子たちや孫たちも、様子を見に来ていた。海の水はとても冷たかったね」

 ただし、ガスパール氏はスタジアムへ出向かず、自宅でも試合を観ていられなかったという。

「不安で仕方がなかったからね。2点目のゴールも4点目のゴールも見ていない。6点目が入ったときに、妻の叫び声や飼い犬の鳴き声が聞こえてきたんだ」

 なお、ガスパール氏がバルセロナの勝利を受けて、このような喜び方をするのは初めてではない。1992-93シーズンに同クラブがウェンブリー・スタジアムでサンプドリアを下して初の欧州制覇を成し遂げた後、当時、副会長を務めていた同氏はロンドンを流れるテムズ川に飛び込んだという。

 一方で、“未遂”の過去もある。2008-09シーズンにバルセロナがマンチェスター・Uを下してクラブ史上3度目のCL優勝を成し遂げた後には、試合開催地となったローマの観光名所として有名なトレヴィの泉に飛び込むつもりだったそうだ。しかし、「事前に誰かが漏らした」ために地元警察が見張っていて、あえなく断念せざるを得なかったという。

 現在72歳のガスパール氏にとって、冬の海はさぞかし身にこたえたはず。ただ、バルセロナがこの先も勝ち進み、6月の決勝でクラブ史上6度目の欧州制覇を成し遂げることがあれば、今度は初夏の海に心置きなく飛び込むことができるかもしれない。

(記事/Footmedia)

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