2018.11.21

災難を乗り越え無敗でアジア杯へ…森保監督「与えられた環境でベストを尽くす」

森保一
日本代表を率いる森保一監督 [写真]=兼子愼一郎
サッカー総合情報サイト

 日本代表は20日に行われたキリンチャレンジカップ2018でキルギス代表に4-0で快勝し、2018年のラストマッチを勝利で飾った。

 森保一監督は試合後の記者会見で、「FIFAランクだけで言うと、キルギスの方が格下と見られる対戦ですが、選手たちには相手がどこであれ、試合では高い基準を持って最後まで戦い抜くことを伝えました。私が言わずとも、選手たちが試合前から自分たちのレベルアップや成長のための試合にしようと声を掛け合って試合に入ってくれました。試合中も常にチャレンジする姿勢を忘れることなく、自分たちで声を掛け合って意思統一しながらやってくれたことが良かったと思います」と振り返り、「より高いレベルで戦っていくことを選手たちが示してくれたのは、アジアカップに向けていい準備ができたと思います。アジアカップでも大会中に成長しながら結果を出していきたいと思います」と来年1月に控える初の国際大会を見据えた。

 森保監督は就任後、4勝1分の無敗で2018年の活動を締めくくったが、その間には思わぬアクシデントにも見舞われた。9月7日のチリ戦は前日に北海道胆振東部地震が発生し試合中止となり、初陣となった9月11日のコスタリカ戦も1週間前に台風第21号で被災した大阪での戦いだった。そして今回の11月16日に行われたベネズエラ戦でも試合前に渋滞に巻き込まれるハプニングもあった。

「9月のキリンチャレンジカップは北海道の大地震で被災した中で、支えてくれるかたがいて、我々が活動できていることを経験できたのは大きいと思います。北海道のみなさんも被災している中で、試合はできなかったけど、ホテルで手厚くサポートしていただいたことは、我々が支えてもらっている中で活動ができるということを強く感じさせてもらう経験ができたと思います。

大阪では、台風21号で多くの方が被災された中、まだ日常生活が普段どうりに戻っていない中で試合をさせてもらった。我々にとってプレーする以外にも、しっかりとした活動をすることで、いろんな方々に感謝するメッセージを送りつづけないければいけない。そんな活動の意味を考えさせてもらったことが良かったと思います。大分(ベネズエラ戦)で準備する時間がなかった時にも、選手がそこで動揺することなく、与えられた環境の中で、与えられた時間の中で、試合に向けて落ち着いて最善を尽くしてくれました。

そういう与えられた環境の中で常にベストを尽くすことを、選手たち、スタッフたちがやってくれたので、これからも続けていきたいと思います。想定外のことは起こらない方がいいですけど、いろんなことがあって、それを乗り越えて、やり抜いていく力が必要だと思います。なので、これからも最善の準備を怠ることなく、最後まで戦い抜いていきたいと思います」

 日本代表は来年1月にUAE(アラブ首長国連邦)で行われるアジアカップに臨む。中東のアウェイの地で“想定外“のことが起こってもおかしくはない。就任後、アクシデントやハプニングを乗り越えながら残した5戦無敗の好成績は、アジアカップへの大きな弾みとなりそうだ。

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