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酒井宏と武藤がサウジアラビアの開幕戦大敗から得た教訓とは?

2018.06.16

開幕戦を宿舎でチェックしたという酒井宏樹(左)と武藤嘉紀(右)[写真]=Getty Images

 アジア勢の惨敗を目の当たりにし、気を引き締め直した。ワールドカップ開幕戦で、サウジアラビアはロシアに0-5と大敗。衝撃的な結果は、日本代表の選手たちに多少なりともショックを与えたようだ。

 FW武藤嘉紀(マインツ)はW杯の難しさを痛感した。「(アジア最終予選の)試合を僕はベンチで見ていましたけど、かなり良いサッカーをしていた。それでもロシアの地で何もできなかった」。サウジアラビアの敗北から得た教訓は「雰囲気にのまれないように、全員がポジティブに頭を働かせなくてはいけない」ということだった。

 初戦は独特の緊張感が漂う。しかも日本の相手は前回大会で4失点を喫したコロンビアだ。足がすくんでしまってもおかしくはない。いかに平常心で、いつもどおりのプレーをできるかが鍵となる。

「緊迫した試合になって、自分たちが思うようなプレーができない雰囲気にのまれることもあると思う。そこで誰かが勢いのあるプレーや、勇気あるプレーを出すことによって、チームが活性化すると思う。そういうものを出していきたい」

 前回のコロンビア戦をベンチから見守ったDF酒井宏樹(マルセイユ)は、得失点差の重要性を説く。「5失点はグループリーグ敗退を意味する。コロンビア戦は得失点差にもこだわってやりたい。そういうところも頭に入れながら戦わないといけない」

 かつて、西野朗監督は得失点差で涙をのんだ。1996年のアトランタ五輪でブラジルを破る“マイアミの奇跡”を起こし、ブラジル、ナイジェリアと2勝1敗の勝ち点6で並んだが、結果的に得失点差で両国を下回りグループリーグ敗退。指揮官は得失点差が明暗を分けることを心得ているはずだ。

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By 高尾太恵子

サッカーキング編集部

元サッカーキング編集部。FIFAワールドカップロシア2018を現地取材。九州出身。

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