マスカットで取材に応えた武藤 [写真]=兼子愼一郎
8日に行われるロシア・ワールドカップ アジア2次予選のシリア代表戦に向け、日本代表は5日、試合が開催されるオマーンの首都マスカットで練習を行った。練習を終え、FW武藤嘉紀が記者団の取材に応えている。
今年6月にFC東京からマインツへ活躍の場を移した武藤。すでにチームの主力として活躍し、ブンデスリーガではこれまで8試合すべてに先発出場している。自身初の欧州挑戦でフィジカル面の変化を問われると、「昔から継続的にやっていますが、あまり重くし過ぎるのも良くないと思っています。上半身だけはパワーアップしたいです」と述べた。
今回の日本代表メンバー発表に際し、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は武藤を従来のウイングでの起用を視野に入れながら、センターフォワードとして名前を読み上げた。同じポジションを争うライバルには、武藤と入れ替わる形でマインツを後にしたレスターFW岡崎慎司がいる。「同じポジションで選ばれているからには、2番手に甘んじるわけにもいかないですし、おびやかすつもりでここに来ました」と“先輩”との定位置争いへ意欲を口にし、「自分が下から突き上げることによって、チームとしても活性化していくと思います」と、自身の活躍が日本代表のためになると主張した。
日本はここまで2勝1分けでグループEの2位。シリアは3連勝で同組の首位に立っている。
By サッカーキング編集部
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