FOLLOW US

8年率いた“古巣”川崎Fに勝利 「スタイル」貫く鬼木監督「優勝するために鹿島に来ている」

2025.05.11

試合前、笑顔で握手する川崎Fの長谷部監督(左)と鹿島の鬼木監督(右) [写真]=金田慎平

 11日に行われた明治安田J1リーグ第16節、鹿島アントラーズと川崎フロンターレの一戦は、国立競技場に約6万人を集めた中で行われ、鹿島が2-1で逆転勝利。リーグ戦6連勝で首位を維持した。

 試合後、鹿島の鬼木達監督は、「両チームのサポーターが素晴らしい雰囲気を作ってくださって、選手がこういった中で戦えることは幸せだと思います。こういう試合が多くあればいいと心から思いました」と、まずサポーターに感謝の言葉を口にした。

 ゲーム内容については立ち上がり、川崎Fの出足の速さや縦に速い攻撃に苦しんだが、「スピード感についていけず苦しい展開になりました。セットプレーでやられたのも、警戒していましたが、難しい展開で始まりました」と苦戦を認めつつ、「その中でも点を取って、(ハーフタイムに)帰って来られたことは非常に良かったと思います。途中からしっかりと自分たちでボールを動かせるようになりました。苦しい中でも最後に点を取れたところもそうですし、守りであれだけ押された中でも全員が体を張ったことが勝利に繋がったと思います。気持ちのある非常にいいゲームでした」と、選手たちの頑張りを称えた。

 負傷者も出る中で6連勝。「全員が『試合に出て結果を残してやろう』『チームのために戦おう』という姿勢があった」と、チームの雰囲気の良さがピッチにも表れているとし、「練習に取り組む姿勢もそうですし、(練習が)終わった後も個人個人が自分を伸ばそうと自分に矢印を向けてやっていること。こういうものを続けていければと思います」と続けた。

 川崎Fは2017年から2024年まで8年間率いた古巣。多くのタイトルをもたらし、この日の選手紹介では、鹿島だけでなく、川崎Fのサポーターからも大きな拍手が送られた。鬼木監督は古巣との対決に、「試合中はいつもと変わらないです。勝つことだけを求めてやっていた」「鹿島の一員ととして、優勝するために鹿島に来ているので、そこを主として考えながら、それが自分のスタイル」と、いち監督、チームの人間として純粋に勝利を求めることができたと話す。

 もちろん“特別な感情”も生まれたようだが、「川崎Fというよりも『相手』として戦えたことは、自分自身の中で良かったです。変な感情の中でやるのではなく、選手と一緒に目の前の相手を倒すことに集中できたこともうれしく思う」とし、「うれしさもあれば、敗者の悔しい表情を見れば、色々な思いがあります。でも、そこに大きなものを持たないことが、この立場として大事なのかなと今は思います」と続けている。

鬼木達の関連記事

【PR】「ABEMA de DAZN」学割プランで半額に!

ABEMA de DAZN 学割プラン

「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※1)が視聴できるプラン。DAZNスタンダードのJリーグをはじめとした国内外のスポーツコンテンツをABEMAで楽しめる。

学生向けプラン「ABEMA de DAZN 学割プラン」(※2)を活用すると 通常の年間プランの半額となる年額16,000円(実質、月額1,333円)で視聴が可能に。明治安田Jリーグ/ラ・リーガ/セリエA/ブンデスリーガ/リーグ・アン/F1などをこの機会に楽しもう!

※1 プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
※2 高校生、専門学生、短大生、大学生、大学院生が対象。

  1. 「ABEMA de DAZN 学割プラン」なら通常の半額となる年額16,000円(実質、月額1,333円)で視聴可能!
  2. Jリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガなどコンテンツが盛りだくさん!
  3. コメントしながらのライブ観戦追っかけ再生見逃し配信など楽しみ方も充実!

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

RANKING鬼木達のニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO