アビスパ福岡と浦和レッズが対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第14節が20日に行われ、アビスパ福岡と浦和レッズが対戦した。
3試合ぶりの白星を掴みたい福岡が、2連勝を目指す浦和を『ベスト電器スタジアム』に迎えての一戦。お互いに集中した守りでこう着状態が続くなか、35分に浦和が一瞬の隙を突いてチャンスを生み出す。左サイドからのクロスをボックス内で興梠慎三が収め、ゴール前でタメを作ってから折り返す。このボールに安居海渡が合わせてネットを揺らしたが、興梠がトラップした際にハンドがあったとして、得点は取り消された。
スコアレスで折り返すと、63分には福岡のビッグチャンスが到来。ペナルティエリア左からルキアンが浮き球で折り返し、ファーに飛び込んだ佐藤凌我が頭で合わせる。ヘディングシュートは枠をとらえていたが、相手GK西川周作の好セーブに阻まれた。
さらに65分、再び福岡が決定機を作り出す。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得し、キッカーの紺野和也はGKから逃げる柔らかい浮き球を供給。ゴール前の山岸祐也が頭で合わせたが、クロスバーに弾かれた。
対する浦和は75分、相手コーナーキックからのカウンターでゴールに近づく。最後はアレックス・シャルクのスルーパスに大久保智明が抜け出したが、シュートはタイミングよく飛び出してきた村上昌謙に阻まれた。
試合終了間際には浮き球に抜け出した浦和の馬渡和彰がゴールを脅かしたが、シュートは相手GK村上に防がれた。結局、最後まで得点が生まれず、両者勝ち点「1」ずつを分け合った。次節、福岡は28日に敵地で横浜F・マリノスと、浦和は27日に敵地で京都サンガF.C.と対戦する。
By サッカーキング編集部
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