徳島ヴォルティスがMF西坂斗和らのレアル・ソシエダへの練習参加を発表
徳島ヴォルティスは30日、トップチーム所属のMF西坂斗和らが育成業務提携の一環として、レアル・ソシエダの練習へ参加することを発表した。
クラブの発表によると、西坂のほか、ユースから尾上瑠聖、武田絢都、福田武玖の3名、そしてジュニアユースから高橋成海がレアル・ソシエダの練習に参加することが決定したという。期間は3月30日から4月13日となっており、西坂はB及びCチームで、育成年代の合計4名はアカデミーでトレーニングを積む予定だという。なお、薮内敏郎ジュニアユース監督と嶋田将利U-13ジュニアユースコーチが帯同することも併せて発表されている。
徳島は昨年12月にレアル・ソシエダと3年間の育成業務提携の締結を発表。今回の練習参加はこの育成業務提携の一環として行われ、徳島はその目的について「若手選手・育成年代の強化・育成のため」と説明している。
今回の取り組みに際し、徳島のアカデミーダイレクターを務める大谷武文氏と、トップチームから連取参加することになった西坂はそれぞれ次のようなコメントを発表している。
■大谷武文アカデミーダイレクター
「今回、育成業務提携の一環として、5名の選手がレアル・ソシエダに練習参加することとなりました。この機会を通して、世界基準を肌で感じてもらい、各選手の強化・育成、そしてチーム全体の向上へと繋げていきたいと思います。また異国の地で約2週間を過ごすことで、その文化を学び、他の言語の選手、スタッフとコミュニケーションをとるなどの経験を通じ、選手自身の内面の成長を目指します」
■西坂斗和
「レアル・ソシエダの練習に参加することになりました。貴重な経験なので、異国の地で多くのことを吸収したいと思います。練習の中で、自分の特長をしっかりと出して、より成長できるように頑張ります」
By サッカーキング編集部
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