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新潟、柏MFイッペイ・シノヅカの期限付き移籍期間が満了…今後については決定次第の発表に

2023.01.13

イッペイ・シノヅカの退団が決定 [写真]=宮地輝

 アルビレックス新潟は13日、期限付き移籍にて同クラブに加入していたMFイッペイ・シノヅカについて、期限付き移籍期間が満了となったことを発表した。なお、所属元の柏レイソルは「今後については決定次第お知らせいたします」と伝えている。

 シノヅカは1995年3月20日生まれの現在27歳。ロシアとのハーフで、千葉県出身ながらもロシアでプロキャリアをスタートさせ、スパルタク・モスクワのリザーブチームでプレーした。2017年夏に“逆輸入”の形で横浜F・マリノスに完全移籍加入。同シーズンの明治安田生命J1リーグ第27節ヴァンフォーレ甲府戦でJリーグデビューを飾ると、同試合ではゴールも挙げた。2018シーズンは明治安田生命J1リーグで14試合に出場。2019シーズンはなかなか出場機会を確保できず、シーズン途中に大宮アルディージャに完全移籍した。大宮では加入直後から定位置の座を確保。同シーズンは明治安田生命J2リーグ20試合の出場で4ゴールを挙げた。


 2021年には柏への完全移籍が発表。柏では同シーズンの明治安田生命J1リーグで14試合に出場して1ゴールを挙げたものの、先発出場の機会は限られており、シーズン終了後には新潟への期限付き移籍が決定。2022シーズン序盤戦は出場機会を得ていたが、6月には右肩を痛めて手術を受けた。シーズン後半戦に戦列に復帰したものの、最終的には明治安田生命J2リーグ14試合の出場で2ゴールという成績で終わっていた。

 期限付き移籍期間満了に際し、シノヅカは新潟のクラブ公式HPでコメントを発表している。

「2022シーズンをもって、期限付き移籍が満了となりました。昨年は自分自身にとって、手術などもあり難しいシーズンとなりましたが、チームとしての目標を達成することができましたので、少しだったとしても、力になれたのではと嬉しく思っています。アルビレックス新潟のサポーターの皆さんの温かい後押しをはじめ、チームの皆さんやフロントスタッフの方々のサポートのおかげで、有意義な1年間を過ごすことができました。今年の新潟は、J1リーグの舞台での戦いになりますが、ずっと応援しています。本当にありがとうございました」

 2022シーズンの明治安田生命J2リーグで優勝を果たした新潟は、6年ぶりにJ1での戦いに身を置くことが決まっている。

By サッカーキング編集部

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