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琉球、ナチョ・フェルナンデス新監督の就任を発表…アトレティコBの指揮官などを歴任

2022.06.12

琉球のナチョ・フェルナンデス新監督(写真は2020年撮影) [写真]=Getty Images

 FC琉球は12日、ナチョ・フェルナンデス(ホセ・イグナシオ・フェルナンデス)新監督の就任をクラブ公式サイトで発表した。入国日、チームの合流日については改めて発表される。

 明治安田生命J2リーグで最下位に沈む琉球は、8日に喜名哲裕前監督を解任。11日に行われたJ2リーグ第21節V・ファーレン長崎戦(●1-2)は、倉貫一毅ヘッドコーチが暫定指揮官を務めていた。


 ナチョ新監督は、スペイン出身の現在49歳。UEFAプロライセンスを所有しており、アルコルコン、アラベス、ブルゴス、ヘタフェでヘッドコーチを歴任。2019年夏から2021年4月にかけては、アトレティコ・マドリードBの監督も務めた。また、2021-22シーズンはバレンシアでヘッドコーチを務めていた。

 就任に際し、ナチョ新監督はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「はじめまして。FC琉球の新監督に就任するホセ イグナシオ フェルナンデス(ナチョ)です」

「まずFC琉球の社長である倉林(啓士郎)様、強化部の皆様、私にこの機会を与えてくれた事、名誉ある日本の偉大なチームで私を信頼し指揮を任せてくれた事、全員がひとつとなり現在の困難な状況から抜け出す為にと仕事を託してくれた事に心から感謝いたします」

FC琉球を愛するファミリーの皆様にもごあいさつし、これからエキサイティングな挑戦に立ち向かい、私の仕事でこのクラブが在るべき場所に辿り着くようにする事を約束します。クラブ、チームを支えるすべての人が重要であることはもちろん、それ以上に私たちのスタジアムに訪れるFC琉球ファミリーの皆様のサポートに勝る重要な事はありません」

「ホームスタジアムであるタピック県総ひやごんスタジアムを今以上の熱い気持ちでよりホームにし、ここにやってくるライバルチームが勝点を奪うことが難しい場所となるようにしなければいけません」

「この場をお借りしてFC琉球を愛する皆様にお願いしたい事は、困難なこの瞬間に全員が一つになり立ち向かい、選手達を支え、励まし、応援し、選手達自身が皆さんのサポートを大きく感じることができるようにして頂きたいです。そうなれば私たちが定めた目的を達成することができるはずだからです」

「私は奇跡は約束できません。しかし私がハードワークする事、皆様の団結があればどんな時でも粘り強く、たゆまぬものになることを保証します。私たちは日々全力でハードワークし、チームの最大限の力を発揮できるように努めます」

「私たちは定義されたシステムを持ちません。アイデアがそこにあれば、システムは素晴らしい選手達が創り出します。日々ハードワークする事、そしてチームとして大胆に戦う事を、私はここに誓います。バモス!琉球!」

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