千葉とのプレーオフへの意気込みを語った和泉竜司 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2017明治安田生命J2リーグ最終節が19日に行われ、名古屋グランパスとカマタマーレ讃岐が対戦した。
名古屋はシモビッチと櫛引一紀がゴールを決め、アウェイで讃岐に2-0で勝利した。他会場ではアビスパ福岡がファジアーノ岡山と引き分けたため、年間順位を3位に浮上させてリーグ戦を締めくくった。
試合後に取材に応じたMF和泉竜司が、J1昇格をかけたプレーオフに向けての意気込みを語っている。26日の準決勝で対戦する相手はジェフユナイテッド千葉。今シーズンは2戦2敗と苦しめられた相手だ。しかし、和泉はこの一戦を「借りを返せるチャンス」と考え、前向きに捉えているようだ。
「ファンの人たちは嫌がっているかもしれないですけど、2敗した僕たちとしては当然借りがありますし、そこを勝ってこそのJ1だと思います。次につながると思うのですごく楽しみですし、個人としてもチームとしても、とても気持ちの入った試合にしないとなと思います」
今日の試合内容については「満足している人はいないと思います」と語った和泉。無失点で勝ちきったことに一定の手応えを感じた様子ながら、次に控える大一番に向けて決意を新たにしていた。
「うまくいかない時間帯もしっかり我慢してゼロで終われましたし、そういう意味では良かったと思います。ただ、もっともっとよくできる部分はあるので、そこはまた1週間準備したいと思います」
名古屋はシーズンを3位で終えたことで、準決勝に勝利すれば続く決勝戦もホームスタジアムで開催できるという権利を得た。和泉は「やっぱりホームでやれることはうれしいです」と語り、「2試合ホームで勝って、たくさんのファンの人と喜びを分かち合えればと思うので、そこはすごくプラスに捉えていいと思います」と、シーズンを通じて声援を送ってくれたサポーターへの恩返しを誓っていた。
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By サッカーキング編集部
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