ベガルタ仙台とヴィッセル神戸が対戦した [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2017明治安田生命J1リーグ第3節が11日に行われ、ベガルタ仙台とヴィッセル神戸が対戦した。
東日本大震災発生からちょうど6年を迎えた2017年3月11日、仙台が“特別な日”に神戸をホームに迎えた。ともに開幕3連勝を目指す両者。仙台はMF梁勇基やFW奥埜博亮らが、神戸はFW渡邉千真やFW田中順也らがスターティングメンバーに名を連ねた。
仙台は15分、左からのクロスがペナルティエリア右にこぼれたところを菅井直樹が左足ボレーで狙ったが、シュートは枠の右へ逸れた。神戸は21分、エリア内右でパスを受けた渡邉がシュートに持ち込んだが、DFにブロックされてしまった。
その後は神戸が押し気味に試合を進めたがゴールは生まれず、前半はスコアレスで折り返す。
神戸はハーフタイムに田中を下げ、ウエスクレイを投入した。すると後半立ち上がりの46分、エリア手前中央でパスを受けた大森晃太郎がキックフェイントでDFをかわし、左足でミドルシュート。これがGKの手を弾いてゴール左上に突き刺さり、神戸が先制に成功した。
さらに51分、今度はエリア手前中央でこぼれ球を拾った藤田直之が巧みなファーストタッチでDFをかわすと、右足のシュートをゴール右下に流し込み、神戸のリードが2点に広がった。
なんとか一矢報いたい仙台だったが、神戸の堅い守備の前になかなか決定機を作り出すことができないまま時間が経過。結局最後まで得点は生まれず、このまま2-0でタイムアップを迎えた。仙台はこれが今季初黒星、一方の神戸は開幕3連勝となった。
次節、仙台は18日に敵地で柏レイソルと、神戸は同日にホームでジュビロ磐田と対戦する。
【得点者】
0-1 46分 大森晃太郎(神戸)
0-2 51分 藤田直之(神戸)
By サッカーキング編集部
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