10月1日のJ1・2nd第14節G大阪戦でJ1通算500試合出場を達成した阿部勇樹 [写真]=Getty Images
「2016 Jリーグアウォーズ」が20日に開催され、浦和レッズのMF阿部勇樹が2007年以来、9年ぶり4度目のベストイレブンに選ばれた。
浦和は今季、年間勝ち点1位を獲得したものの、明治安田生命2016 Jリーグチャンピオンシップ(CS)では鹿島アントラーズに屈し、年間王者の座を逃した。
「今年1年、僕ら浦和レッズが戦ってきたことっていうのを考えたら決して悪いシーズンではなかった」と振り返る阿部だが、「結果がすべての世界なので、やはり最後は勝って終わるのがベストだった」と悔しさを滲ませつつ、「来季はまた1シーズン制に戻るので、今年の年間勝ち点1位の勝ち点を抜いて、年間1位になれるようにしたい」とはやくも来季を見据えた。
個人としてはJ1通算500試合出場を達成し、3年連続のリーグ戦全34試合フルタイム出場も果たした。35歳の阿部は「すべての試合に出られる準備をしてきた結果が続いてる」と秘訣を明かしたが、それでも「僕より上の年齢で活躍してる方がたくさんいるので、まだまだだなと思うし、頑張らなきゃいけない」とコメント。
「年齢は間違いなく1つずつ上がっていくので、どうしたらさらに自分のプレーができるか考えつつ過ごしていきたい。年男なので一生懸命頑張りたい」と36歳となる来季に向けて意気込んだ。