2016.11.09

【J2プレビュー】ホーム最終戦で愛媛を迎え撃つ京都。課題を克服しプレーオフへの“準備”は整うか

京都サンガF.C.を中心に取材するサッカーライター

 風の冷たさや日の短さなど、冬の到来を感じることが増えてきた今日この頃。J2リーグも残すところ、あと2試合となった。京都サンガF.C.は11月12日、西京極でホーム最終戦となる愛媛FC戦を迎える。

 京都は前節の勝利によりJ1昇格プレーオフ進出が確定した。次に留意すべきは順位だ。プレーオフで優位性を得るため少しでもいい順位でリーグ戦を終えておきたい。京都は現在5位。上を見れば4位セレッソ大阪とは勝ち点差6、下を見れば6位ファジアーノ岡山とは勝ち点差2。現実的に見れば、5位を確保することがミッションとなる。さらにプレーオフへ向けて、勢いを持続させることも大事だ。石丸清隆監督も「J1昇格に向けて、もう一度気を引き締めてやっていきたい」と話している。

 一方の愛媛は順位こそ10位だが、終盤戦に入って上位陣と互角の戦いを演じており、目標としてきたプレーオフ進出の可能性が消滅した後もモチベーションを切らしていない。古巣対戦となるGK児玉剛を中心とした守備は失点が少なく、攻撃では9月以降の10試合で8得点を叩き出しているFW阪野豊史や、キレのあるプレーが蘇ってきたFW表原玄太らが京都にとっての脅威となる。

 半年前の前回対戦では、デビュー戦となったFW沼大希が終了間際に決勝点を奪って京都が勝利。ただし、試合自体は接戦で、近年の試合を振り返っても互角もしくは愛媛優位というケースが目立つ。

 京都にとっては難敵となるが、現在のチーム状況は良好だ。ゴールへ向かうスピード感を持ちながら、連動した厚みのある攻撃を繰り出す中で得点を奪えている。ボールを失っても前からプレッシャーをかけていく積極的な守備と、陣形を整えて相手の攻撃を跳ね返す堅実な守備を使い分けることができている。チームの“幹”となる部分については手応えがあり、選手も自信を持って戦えている印象だ。あとはいかに“枝”の部分を安定させていくか。例えば前節、前半途中にロアッソ熊本がシステムを変えた直後から立て続けにピンチを迎えている。後半にはパワープレーへの守備対応でマークにつききれない場面もあった。相手の狙いを感じ取って対応していく試合運びは改善の余地がある。3バックへのシステム変更やFWキロスの高さを使った攻撃など、オプションは確立されてきた。指揮官はそれらを実行するタイミングを、選手は共通認識や精度を少しでも良くして、この愛媛戦をプレーオフへの“準備”としたいところだ。

文=雨堤俊祐

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