J2降格が決定したアビスパ福岡 ©J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第14節が10月1日に各地で行われた。
年間2位、セカンドステージ首位の浦和レッズは、セカンドステージ3位のガンバ大阪と対戦した。浦和は開始早々の6分に高木俊幸のゴールで先制すると、後半立ち上がりの50分に武藤雄樹が追加点を決める。試合終盤には宇賀神友弥とズラタンにもゴールが生まれ、ホームで4－0の大勝を収めた。
年間首位、セカンドステージ2位の川崎フロンターレは、敵地でセカンドステージ4位のヴィッセル神戸と対戦した。川崎は26分に神戸の渡邉千真に先制点を許すと、後半にはレアンドロに2ゴールを決められる苦しい展開となる。最後まで反撃は実らず、0－3で敗れた。この結果、神戸がセカンドステージの2位に浮上した。一方の川崎は3位に後退し、年間順位でも首位を浦和に明け渡した。
残留争いでは、年間16位の名古屋グランパスと同最下位のアビスパ福岡が対戦。ハ・デソンや永井謙佑のハットトリックなどで名古屋が5－0の圧勝。名古屋は降格圏内を抜け出し、年間15位に浮上した。また、年間13位のジュビロ磐田と同15位のアルビレックス新潟の対戦は、2－1で新潟が勝利を収めた。この結果、福岡は残留圏内15位との勝ち点差が残り3節で11に広がり、1年でのJ2降格が決定した。また、年間13位の磐田から同16位のヴァンフォーレ甲府まで、勝ち点4差という混沌とした状況になった。
今節の結果は以下の通り。
■J1 2nd第14節結果
鹿島アントラーズ 1－3 大宮アルディージャ
得点
0－1 13分 奥井諒（大宮）
0－2 41分 横谷繁（大宮）
0－3 59分 横谷繁（大宮）
1－3 61分 オウンゴール（鹿島）
名古屋グランパス 5－0 アビスパ福岡
得点
1－0 18分 ハ・デソン（名古屋）
2－0 36分 永井謙佑（名古屋）
3－0 47分 永井謙佑（名古屋）
4－0 55分 永井謙佑（名古屋）
5－0 86分 酒井隆介（名古屋）
浦和レッズ 4－0 ガンバ大阪
得点
1－0 6分 高木俊幸（浦和）
2－0 50分 武藤雄樹（浦和）
3－0 83分 宇賀神友弥（浦和）
4－0 87分 ズラタン（浦和）
ジュビロ磐田 1－2 アルビレックス新潟
得点
0－1 22分 レオ・シルバ（新潟）
1－1 38分 ジェイ（磐田）
1－2 89分 山崎亮平（新潟）
ヴァンフォーレ甲府 0－4 横浜F・マリノス
得点
0－1 38分 齋藤学（横浜FM）
0－2 47分 齋藤学（横浜FM）
0－3 58分 前田直輝（横浜FM）
0－4 82分 富樫敬真（横浜FM）
サガン鳥栖 2－3 ベガルタ仙台
得点
0－1 26分 ハモン・ロペス（仙台）
0－2 55分 ハモン・ロペス（仙台）
1－2 63分 豊田陽平（鳥栖）
1－3 75分 ハモン・ロペス（仙台）
2－3 80分 高橋義希（鳥栖）
湘南ベルマーレ 0－0 柏レイソル
ヴィッセル神戸 3－0 川崎フロンターレ
得点
1－0 27分 渡邉千真（神戸）
2－0 59分 レアンドロ（神戸）
3－0 76分 レアンドロ（神戸）
サンフレッチェ広島 0－1 FC東京
得点
0－1 90＋2分 中島翔哉（FC東京）
■J1 2nd第13節順位表（カッコ内の順位は年間順位）
1位 浦和（1位）（勝ち点34／得失点差21）
2位 神戸（8位）（勝ち点29／得失点14）
3位 川崎（2位）（勝ち点28／得失点9）
4位 柏（5位）（勝ち点27／得失点7）
5位 G大阪（4位）（勝ち点27／得失点6）
6位 横浜FM（9位）（勝ち点26／得失点13）
7位 大宮（6位）（勝ち点24／得失点5）
8位 鳥栖（12位）（勝ち点22／得失点2）
9位 鹿島（3位）（勝ち点20／得失点3）
10位 広島（7位）（勝ち点20／得失点3）
11位 FC東京（10位）（勝ち点20／得失点－1）
12位 仙台（11位）（勝ち点17／得失点－6）
13位 甲府（16位）（勝ち点13／得失点－12）
14位 新潟（14位）（勝ち点12／得失点－6）
15位 名古屋（15位）（勝ち点12／得失点－10）
16位 磐田（13位）（勝ち点9／得失点－11）
17位 福岡（18位）（勝ち点8／得失点－18）※降格決定
18位 湘南（17位）（勝ち点4／得失点－19）
■J1 2nd第15節対戦カード
仙台vs神戸
大宮vs湘南
柏vs鳥栖
FC東京vs鹿島
川崎vs広島
横浜FMvsG大阪
新潟vs浦和
名古屋vs磐田
福岡vs甲府
By サッカーキング編集部
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