2016.09.21

【J2プレビュー】北九州を迎え撃つ京都。勝利へのカギは個と組織の融合

京都サンガF.C.を中心に取材するサッカーライター

 J2リーグは残り10試合と佳境に入ってきた。9月25日に開催される第33節、京都サンガF.C.は西京極にギラヴァンツ北九州を迎える。両チームの状況は対照的だ。京都はJ1昇格を目指した上位争いが続くが、北九州はJ2残留を目標とする下位争いに身を置いている。ただ、立場は違えど共通するのは勝利が持つ重要性だ。見所は京都の攻撃と北九州の守備。それぞれが課題とする要素で、どちらが改善の足がかりをつかめるかに注目が集まる。

 京都は自動昇格圏内である2位以上を目指しているが、勝ち点差や残り試合数を考慮すれば3位から6位が対象となるプレーオフ圏内も視野に入れておく必要があるだろう。目の前の試合で結果を求めていくことと同時に、攻守における積み重ねも追求していきたい。特に攻撃面では、個の優れた能力を生かしつつ、チームとして連動した仕掛けを増やしていけるかどうかがテーマとなる。FWエスクデロ競飛王は圧倒的なドリブルとキープ力で攻撃をけん引するが、その存在感の高さゆえに“競飛王頼み”となってしまうケースがしばしば見られる。MF堀米勇輝とのコンビはこのチームの長所だが、他の選手のポテンシャルの高さを考えれば、さらに個と組織の融合を推し進める必要があるだろう。

 北九州は前節のセレッソ大阪戦に続く上位チームとの対戦を敵地で迎えるが、何とか勝ち点を持ち帰りたいところだ。得点ランキング上位に名を連ねるFW原一樹はスピードとシュートのうまさに定評があり、その相棒には190センチと長身ながら裏への抜け出しも得意とするFW小松塁や、巧みな動き出しと左右両足からのフィニッシュが魅力のFW池元友樹といったタイプの異なる選手が顔を揃える。一方で守備には課題があり、失点が非常に多い。夏の補強でDF福田俊介を獲得するなど改善に努めているが、京都の強力なアタッカーたちをいかに抑えるか。これが重要なファクターとなる。

 また、北九州には過去に京都に在籍していた人が多い。柱谷幸一監督と美濃部直彦コーチはともに京都で監督を務めた経験があり、吉満樹フィジカルコーチも3年間在籍。選手ではFW原一樹、FW大島秀夫、MF内藤洋平、MF加藤弘堅が京都でのプレー経験を持つ。一方、京都の大嶽直人コーチは昨年まで北九州のコーチを務めていた。それぞれが古巣への様々な思いを持ちながら、試合となれば相手を倒すために全力で立ち向かう。こうした選手・スタッフの背景も頭に入れておくことで、試合を楽しむポイントも増えるはずだ。

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